コーエン兄弟監督による最新作、映画『ヘイル、シーザー!』が2016年5月13日(金)より日本で公開される。
舞台は1950年代、ハリウッドが“夢”を作り、世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画「ヘイル、シーザー!」の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生してしまう。そんな大事件解決に向けて奮闘するのが、“スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)だ。
大混乱に陥る撮影スタジオを舞台に、個性味あふれるキャラクターを巻き込んだ難事件が幕を開ける。その他では、レイフ・ファインズは“キレたら超危険な映画監督”、ジョナ・ヒルは“バカ真面目な公証人”、スカーレット・ヨハンソンは“お色気で勝負する若手女優”、ティルダ・スウィントンは“ネタを探すしつこい双子の記者”、チャニング・テイタムは、“歌って踊れるみんなの憧れミュージカルスター”を演じる。
『ノーカントリー』を彷彿とさせるサスペンス展開がベースとなりながら、初期の遊び心溢れる『オー・ブラザー!』で魅せた独特のブラックユーモア溢れるコメディ要素を交じえ、ドラマティックなエンディングへ。またコーエン兄弟が新たに今作で挑戦したスターたちが体を張って唄って踊る華やかなミュージカルシーンにも注目したい。
また、本作は第66回ベルリン国際映画祭のオープニング上映作品にも決定。今まで、その年のアカデミー賞に直結する超話題作が選出されることでも有名なだけあって、今後のショーレースにも期待が高まる。
【作品情報】
『ヘイル、シーザー!』
公開:2016年5月13日(金)
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演:ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、アルデン・エーレンライク、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒル、スカーレット・ヨハンソン、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン、チャニング・テイタム
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