ギネス記録を持つ世界的人気ゲームが映画化。映画『ウォークラフト』が、2016年7月1日(金)に全国の劇場で公開される。
原作は、ブリザード・エンターテイメントが提供するPCゲーム「ウォークラフト」シリーズ3部作。3部作の世界的大ヒットを受け新たに製作された「ウォークラフト」のMMORPG版(多人数同時参加型オンラインRPG)である「ワールド・オブ・ウォークラフト」は、2008年にプレイヤー数が1000万人を突破し、最多登録者数MMORPGとしてギネス世界記録を樹立。これまでに延べ1億人以上がプレイしている、世界で最も人気のあるゲームのひとつだ。
その「ウォークラフト」シリーズの世界感そのままに、人間、ドワーフ、エルフ、オークといった様々な種族が登場する本作。剣や魔法が存在するファンタジーの世界を舞台に、高貴で勇敢なオークと、不撓不屈の精神を持つヒューマンとの果てしなき闘争が、圧倒的な映像クオリティで描かれる。
監督は、デヴィッド・ボウイの息子であり、『月に囚われた男』、『ミッション:8ミニッツ』で独自の世界観を描き、高い評価を得たダンカン・ジョーンズ。さらに、『ギャングバスターズ』のトラヴィス・フィメルが主演に抜擢され、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のポーラ・パットンをはじめ、ダニエル・ウー、ベン・フォスターなど、実力派俳優が一挙集結する。
そして製作は、『インターステラー』ほか世界的大ヒット作を多数誕生させ、昨年は『ジュラシック・ワールド』を手掛けたレジェンダリー・ピクチャーズ。さらに、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の圧倒的なVFX効果を生み出したILM(インダストリアル・ライト&マジック)が特殊効果を担当し、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』でアカデミー視覚効果賞を獲得したビル・ウェステンホファーも本作に参加している。
海外のオンライン上で初映像が解禁されると、7日間で約1億回という再生回数を記録。北米を除くインターナショナルでは『ジュラシック・ワールド』を超える再生記録となっており、でに世界中で大きな話題を集めている注目作だ。
【作品情報】
映画『ウォークラフト』(原題:Warcraft)
日本公開日:2016年7月1日(金)
監督・脚本:ダンカン・ジョーンズ『月に囚われた男』『ミッション:8ミニッツ』
脚本:チャールズ・リーヴィット『白鯨のいた海』
キャスト:トラヴィス・フィメル、ポーラ・パットン、ダニエル・ウー、ベン・フォスター、ドミニク・クーパーほか
©Universal Pictures
【ストーリー】
平和な王国アゼロスは、恐るべき種族の侵略者に直面し、戦争の瀬戸際にあった。その侵略者とは、滅びゆく故郷を捨て、新たなる定住地を求めるオークの戦士たち。人間たちは、自分たちの国を守るため立ち上がり、オークとの全面戦争を決意する。一方で、人間との戦いに疑問を持っている一人のオークは、争いを避けるためある決断を下す。果たして、この壮絶な戦いの先に待つ、結末とは。