クエンティン・タランティーノ監督の長編第8作目となる映画『ヘイトフル・エイト』(原題:The Hateful Eight)が、2016年2月27日(土)より全国で公開される。
『パルプ・フィクション』『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』などを製作してきたタランティーノが、初の密室ミステリーに挑んだ『ヘイトフル・エイト』。美術監督は種田陽平。音楽を手掛けるのは、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ。彼は第88回アカデミー賞にて作曲賞を初めて受賞した。
舞台は山の上のロッジ、登場人物はワケありの7人の男と1人の女。人種も境遇もバラバラの8人、わかっているのは全員が嘘をついている…という設定のもとストーリーが展開される。
切れ者の賞金稼ぎマーキス・ウォーレン(サミュエル・L・ジャクソン)を中心に、疑心暗鬼に固まるハングマン、ジョン・ルース(カート・ラッセル)、1万ドルのお尋ね者 デイジー・ドメルグ(ジェニファー・ジェイソン・リー)、自称保安官のクリス・マニックス(ウォルトン・ゴギンス)、愚直なメキシカンで使用人・ボブ(デミアン・ビチル)、英国紳士の絞首刑執行人オズワルド・モプレー(ティム・ロス)、無口なカウボーイ、ジョー・ゲージ(マイケル・マドセン)、黒人嫌いの老将軍サンディ・スミザーズ(ブルース・ダーン)ら“ヘイトフル(憎しみに満ちた)”なクセ者8人が、舞台となる山の上のロッジの前に勢ぞろい。
ブラックな笑いと過剰なアクションというタランティーノらしいエッセンスはこれまで通り。オープニングから、すべての会話と視線、何気ない身振りに、巧妙かつ緻密な伏線が仕掛けられているという。犯人は?動機は?8人の本当の関係とは?生き残るのは誰?
【ストーリー】
舞台は山の上のロッジ、登場人物は吹雪でロッジに足止めを食らい、一夜をともにすることとなったワケありの7人の男と1人の女。そこで起こる密室殺人。一体誰が、何の目的で?吹雪が作り出す密室で、疑心暗鬼で張り詰めた緊張をほぐすため、またお互いを探り合うため、他愛のない会話をかわす面々。やがてそれぞれの素性がすこしずつ明らかになり、偶然集まったかに見えた彼らの過去が繋がり始めた。
そこで再び、予想を超えた出来事がー。
【概要】
『ヘイトフル・エイト』
原題:The Hateful Eight
監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
音楽:エンニオ・モリコーネ
美術:種田陽平
出演:サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リー、ウォルトン・ゴギンス、デミアン・ビチル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、ブルース・ダーン
公開:2016年2月27日(土)全国ロードショー
配給:ギャガ
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