ドキュメンタリー映画『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』が、2023年8月11日(金・祝)より公開される。
映画『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』は、『キル・ビル』や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』など数々の話題作を手掛けてきた映画監督のクエンティン・タランティーノの頭と心の中すべてを紐解いていくドキュメンタリー映画。1992年、タランティーノは自身のデビュー作『レザボア・ドッグス』でカンヌ国際映画祭に殴り込みをかけ、一夜で時の人に。その後も新作を発表するたびに世界中の映画ファンを熱狂させ、唯一無二のジャンルを打ち立ててきた。
映画『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』では、タランティーノがいったいどうやって、奇想天外な物語を次々と生み出してきたのか?そして観たこともない映像を作り続けられるのか?といった疑問にフォーカス。第1作目『レザボア・ドッグス』から『ヘイトフル・エイト』までの作品に出演した俳優たちや、プロデューサー、スタッフが集結し、タランティーノの逸話と秘話、傑作誕生の裏側をタブー無しで“暴露”していく。
例えば、『レザボア・ドッグス』の“伝説の耳切りシーン”の制作秘話や、『ジャッキー・ブラウン』の亡きロバート・フォスター感涙秘話、『キル・ビル』でのユマ・サーマンの事故の真相、『ヘイトフル・エイト』の天才的脚本の裏側などが、次々に披露される。
『ジャンゴ 繋がれざる者』でタランティーノからまさかの説教を受けたというアカデミー賞俳優ジェイミー・フォックスや、「クエンティンに殺されると思った」と語る『イングロリアス・バスターズ』出演のダイアン・クルーガーをはじめ、俳優達の口から語られるタランティーノ像にも注目だ。
また、タランティーノはかねてより「長編映画を10本撮ったら、映画監督を引退する」と公言しており、『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』は近く完成するだろうタランティーノ作品“最後の1本”を前に、タランティーノの軌跡を辿っていくドキュメンタリーとなる。劇中には、タランティーノ引退後の計画について、ティム・ロスが「少し知っている」と明かす場面も登場する。
監督を務めるのは、タラ・ウッド。『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督のドキュメンタリー映画でも高い評価を受けたタラ・ウッドが、タランティーノの頭脳に迫る。
【作品詳細】
映画『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』
公開日:2023年8月11日(金・祝)
監督・脚本:タラ・ウッド
出演:ゾーイ・ベル、ブルース・ダーン、ロバート・フォスター、ジェイミー・フォックス、サミュエル・L・ジャクソン、ジェニファー・ジェイソン・リー、ダイアン・クルーガー、ルーシー・リュー、マイケル・マドセン、イーライ・ロス、ティム・ロス、カート・ラッセル、クリストフ・ヴァルツ
原題:QT8: THE FIRST EIGHT