ベルナルド・ベルトルッチ監督映画『暗殺の森 デジタル・リマスター版』が、2015年10月31日(土)より新宿武蔵野館にて1週間限定でレイトショー上映される。
『ラストタンゴ・イン・パリ』など世間を挑発する作品を発表し、『ラストエンペラー』で世界的な成功をおさめた、ベルナルド・ベルトルッチ。今回公開される『暗殺の森』は、彼の日本デビュー作であり、公開から40年以上経た現在も“最高傑作”の呼び声が高い作品だ。
イタリア文学の巨人アルベルト・モラヴィアの『孤独な青年』をもとにつくられた本作。第二次世界大戦前夜のヨーロッパを舞台に、幼少期の性的トラウマを抱える青年がファシストの暗殺者へと変貌を遂げるさまが描かれる。イタリア現代史をテーマにした心理サスペンスと共に、1930年代の華麗なファッションの美しさも必見だ。
主人公の孤独な青年像を演じたのは、今やヨーロッパを代表する俳優となったジャン=ルイ・トランティニャン。そして、美貌の教授夫人役には、今年デジタル・リマスター版が再公開された『やさしい女』で鮮烈なデビューを遂げ、この作品がきっかけで大ブレイクしたドミニク・サンダが起用されている。
【概要】
『暗殺の森 デジタル・リマスター版』
上映期間:2015年10月31日(土)~11月6日(金)
会場:新宿武蔵野館
住所:東京都新宿区新宿3-27-10
料金:一般・学生・シニア 1,500円(税込)
※前売券なし。
監督・脚本:ベルナルド・ベルトルッチ
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ 音楽:ジョョルジュ・ドルリュー
出演:ドミニク・サンダ、ジャン=ルイ・トランティニャン 他
原題:IL CONFORMISTA/1970 年/イタリア・フランス+西ドイツ/カラー/115分/デジタルリマスター版提供:紀伊國屋書店、マーメイドフィルム、
配給:コピアポア・フィルム、宣伝:VALERIA
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