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映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』奪われたクリムトの名画をめぐる裁判描く、奇跡の実話

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映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』が、2015年11月27日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国の劇場で公開される。

「黄金のアデーレ」。画家グスタフ・クリムトが1907-08年に描いた装飾的な肖像画で、世界で最も高額な絵画TOP10に入る名画だ。

本作では、ナチスに奪われた肖像画「黄金のアデーレ」を取り戻すため、オーストリア政府を訴えた実在の女性マリア・アルトマンを主人公に、世界が固唾を呑んで見守り続けた裁判の行方と、この名画に秘められた真実の物語が描かれる。

映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』奪われたクリムトの名画をめぐる裁判描く、奇跡の実話 | 写真

主人公マリアを演じるのは、アカデミー賞に4度ノミネートされ『クィーン』で主演女優賞を受賞、英国女王から“デイム”の称号を授与された名優ヘレン・ミレン。

メガホンを取ったのは『マリリン 7日間の恋』のサイモン・カーティス監督。二つの国と時代をドラマティックに行き来して、判決の興奮とその予想外の余韻を見事に描き切った。また、マリアとともにオーストリア政府に立ち向かった駆け出し弁護士のランディ役をライアン・レイノルズが、マリアと出会い、自国と父の罪を償おうとするオーストリア人ジャーナリストをダニエル・ブリュールが演じる。

映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』奪われたクリムトの名画をめぐる裁判描く、奇跡の実話 | 写真

数奇な運命を辿り、“オーストリアのモナリザ”となったクリムトの名画に刻まれていた美しい思い出と涙の記憶。全てを失ったマリアが、絵画そのもの以上に取り戻したかったものとはーー。

【ストーリー】
アメリカで暮らす82歳のマリア・アルトマンが駆け出し弁護士ランディと共に起こした裁判に、世界が仰天した。訴えた相手は、オーストリア政府。“オーストリアのモナリザ”と呼ばれる、クリムトが描いたマリアの伯母の肖像画「黄金のアデーレ」の返還を求めてのものだった。その名画には、ナチスに運命を翻弄されたマリアと彼女を取り巻く人々の美しい思い出と涙の記憶が詰まっていた。

【作品情報】
『黄金のアデーレ 名画の帰還』
公開日:2015年11月27日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国の劇場で公開
監督:サイモン・カーティス『マリリン 7日間の恋』
脚本:アレクシ・ケイ・キャンベル
出演:ヘレン・ミレン『クイーン』(アカデミー賞主演女優賞受賞)、ライアン・レイノルズ『あなたは私の婿になる』、ダニエル・ブリュール『ラッシュ/プライドと友情』、ケイティ・ホームズ『バッドマン・ビギンズ』ほか
© THE WEINSTEIN COMPANY / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ORIGIN PICTURES (WOMAN IN GOLD)

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