ポール&ジョー(PAUL & JOE)が、2011年春夏コレクションを発表した。今シーズン、デザイナーのソフィー・アルブがイメージソースに選んだのは、1950年代頃の貴婦人達が、ビーチやプールサイドで過ごした優雅なバケーション。
鮮やかなオレンジのジャンプスーツ、シトラスイエローのレザーのミニドレスなど、ヴィヴィッドカラーに彩られ、ブランドを象徴する洗練されたプリントをふんだんに使用した、まさにトロピカルカクテルのようなショー。
アクティブなイメージのショートパンツやミニドレスには、プリーツやドレープ、フリルなどで、いつもキラキラと目を輝かせ笑顔を絶やさない女性らしさを演出。魅惑的でロマンティックな装いのフローラルプリントのロングドレスも登場した。
スキニーなホワイトパンツとセクシーなシャツ、ウルトラロングスカートとジャケットといったスタイリングには、ポール&ジョーならではのマスキュリンなスパイスが効いている。ボーイフレンドのワードローブから借りてきたような、フィットしたテディジャケットも新鮮。アクセサリーは、刺繍を施したショートウエスタンブーツやフリンジバッグ、メタリックレザーのタッセル付ベルトなどが、ボヘミアンな雰囲気を漂わせていた。