アップル(Apple)は、スマートフォン「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」を2024年9月20日(金)より発売開始。予約注文は9月13日(金)より開始する。
アップルのスマートフォン「iPhone 16 Pro/iPhone 16 Pro Max」は、アップル独自の生成AIシステム「アップルインテリジェンス(Apple Intelligence)」のために設計された、新モデル。AI機能を前面に打ち出したiPhoneの新機種となる。
同時に“スマートフォン初”となる4K 120fpsのドルビービジョンのビデオ撮影を可能にする、プロ向けのカメラ機能も特徴。iPhone最高の解像度とフレームレートの組み合わせとなり、スマートフォン一つで“映画レベル”の動画撮影ができるようになる。
「iPhone 16 Pro/iPhone 16 Pro Max」の目玉となる「アップルインテリジェンス」は、ユーザーの“書く”を手助けをしてくれる機能が満載の生成AI。書いた文章を校正してくれ、文章を選択して1回タップするだけで要約もしてくれる。また「フレンドリー」「プロフェッショナル(仕事の場面など)」などのモードを選ぶだけで、トーンや言葉づかいの変更も容易だ。
書くだけでなく、受信したメールの要約機能も備えており、長文のEメールなどもタップするだけで操作も簡単。
さらに、アップルインテリジェンスを使用すれば、オリジナルの画像も簡単に作成できる。ラフなスケッチも「画像マジックワンド」機能を取り入れれば、関連性の高い画像を生成。静止画だけでなく、説明を入力するだけでカスタマイズしたメモリームービーの制作も可能になる。さらに、友人や家族の写真を選ぶだけで、オリジナルのジェン文字=絵文字も作って楽しむことも。
さらに、音声の文字起こしも簡単に可能に。メモアプリや電話アプリの録音ボタンを押すだけで、アップルインテリジェンスが文字起こしをしてくれ、さらに大切なポイントをまとめて要約までもしてくれるという。
「アップルインテリジェンス」は、メール機能でも活躍してれ、緊急のメッセージを選んで受信ボックスの上部に表示して、プレビューの代わりに要約を表示することで、重要な情報をスマートに知らせてくれるという。
iPhone 16 Pro/iPhone 16 Pro Maxには3つのカメラを搭載。目玉となる48MP Fusionカメラは、最高レベルの解像度で、4K 120fpsドルビービジョンのビデオ撮影も可能に。4K 120fpsのビデオモードで撮影した動画は、撮影後に再生速度を調整することができ、スローモーションビデオへのカスタマイズなど、好みのアレンジを楽しむことができる。
また48MP超広角カメラは、マクロ撮影に最適で、被写体をクローズアップさせても、驚くほど細部まで繊細にとらえることができる。広い視野角で撮影する際も、細かいところまでしっかりと収めてくれるので、旅行先の写真撮影にもおすすめだ。さらに、遠くのものを撮影するときにぴったりな5倍望遠カメラも揃えている。
iPhone 16 Pro/iPhone 16 Pro Maxともに、スタジオ品質のマイクも完備。リアルなサウンドを録音できるだけでなく、ビデオの音楽を編集する機能も備えていて、撮影後に声を鮮明にしたり、周囲のノイズを低減させたり…といったアレンジも可能だ。
写真の編集オプション機能はさらに充実して、スマートフォン一つでよりクリエイティブな写真撮影が楽しめるようになる。色、ハイライト、シャドウをリアルタイムで調整して写真をカスタマイズできるほか、新しいコントロールパッドによりカラートーンなども、より好みのスタイルに調整できるようになる。また、Siriの新しいアクション機能により編集をSiriに頼むこともできるという。
さらに、2024年内には「ビジュアルインテリジェンス」と呼ばれる機能が、カメラコントロールを通して使用できるようになる。この「ビジュアルインテリジェンス」は、カメラで映したものを調べることができる機能。
例えば、通りがかりのレストランをカメラに映し、クリック&長押しするだけで、レストランの営業時間や評価なども調べられるという。他にも、イベント開催日時の記載されたフライヤーを映すだけで、自分のカレンダーに追加したり…より発展的な使い方もできるようになるそうだ。
iPhone 16 Pro/iPhone 16 Pro Maxは、耐久性に優れたデザインも特徴。iPhoneに採用しているガラス技術・セラミック シールドの最新版を起用することで、他のスマートフォンと比べても、ガラスは2倍頑丈になっている。
ディスプレイはiPhoneの中で最も大きく、iPhone 16 Proは6.3インチ、iPhone 16 Pro Maxは6.9インチ。強くて軽量なチタニウムを採用し、外枠はアップル製品の中で最も細く仕上げている。
また、新しい内部デザインとA18 Proチップの導入により“iPhone史上最長”のバッテリー駆動時間を叶えた。