コモド諸島は「アジア最後秘境リゾート」ともいわれる、インドネシアの楽園。人気リゾート地・バリ島から飛行機で約1時間の場所に位置し、コモドドラゴンの自然生息地として有名だ。また、広大なサンゴ礁に囲まれた豊かな自然環境としても知られている。
そんなコモド諸島にひと際目立つ観光スポットがある。「ピンクビーチ」だ。日本での知名度は低いが、アジアはもちろん、世界の中でも“最も美しい海”の1つと評されるビーチで、世界屈指の映えスポットと言われている。
コモド諸島とは、コモド島・リンチャ島・パダール島の3島と周辺の小さな島々からなる国立公園。1991年、ユネスコの世界自然遺産に登録。「コモドドラゴン」以外にも多種多様な陸生動物、海洋生物が暮らしており、手つかずの自然が体験できるスポットとして、人気の旅行先の1つとなっている。
ピンクビーチ(Pink Beach)とは、その名の通り“桃色の砂浜”が広がる、世界でも珍しいビーチのこと。赤い珊瑚の破片が波に打ち寄せられ砕け、白い砂と混ざり合うことで淡いピンク色の砂浜になるのだという。
コモド諸島のピンクビーチは、この美しい桃色の砂浜”に加え、透明に透き通った海が同時に楽しめるのが魅力。色の濃い・薄い、また地形の違いなど、さまざまな個性をもったピンクビーチが、コモド諸島には点在している。
アイランドホッピングとは、離島が点在するリゾート地ならではのアクティビティで、ボートで島々を巡りながらシュノーケリング、トレッキング、コモドドラゴンの観察など、様々なコンテンツを体験することができる。
中でも“美しい桃色”のピンクビーチが楽しめるといわれるパダール島(Padar Island)。島の東と西に大きなピンクビーチが2つ、他も小さなピンクビーチも。砂浜の横には澄んだ青色の海があり、シュノーケリングにも最適。ビーチから少し離れるだけで、たくさんの魚たちに出会うことができる。
コモド島(Komodo Island)と言えばコモドドラゴンだが、ピンクビーチも代表的なスポット。パダール島のピンクビーチに比べると、鮮やかなピンクではないものの、ビーチがコンパクトで過ごしやすい。またビーチ横に高台があるので丘の上から美しい景観が楽しめる。