銀座エリア最大の商業施設「ギンザ シックス(GINZA SIX)」が、東京・銀座六丁目10番街区に2017年4月20日(木)オープン。施設は、メゾンブランドの国内最大級の旗艦店が軒を連ねるファッションゾーン、人気コスメブランドが集結するビューティーゾーン、銀座 蔦屋書店&スターバックス コーヒー 銀座 蔦屋書店や日本初上陸グルメを含むライフスタイルゾーンと大きく分けられている。
それそれのジャンル別にもレポートしているので是非チェックを!
・大型旗艦店が多数集結ファッションゾーン
・ライフスタイル&ビューティーゾーン - 人気コスメブランドが集結
・銀座 蔦屋書店&スターバックス コーヒー リザーブ バー
・日本初上陸グルメ&スイーツがラインナップするフードゾーン
2013年6月に惜しまれながらも閉店した松坂屋銀座店。この松坂屋銀座店単独建て替えではなく、周辺2街区を合わせた再開発によって生まれた「ギンザ シックス」は、延床面積約148,700㎡、地上13階・地下6階と圧倒的なスケールを誇る。
出店数はエリア最大241ブランド。そのうち半数以上の122店舗が旗艦店となり、どこよりも早く豊富な品揃えで最新トレンドを発信する。また、ケンゾー(KENZO)、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)、N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)といった人気ブランドを含む81店舗が銀座に初出店し、ヴェルサーチ(VERSACE)やポール・スミス(Paul Smith)など65店舗が新業態に挑む。
銀座の象徴・中央通りに面した全長約115メートルのエリアには、ディオール(Dior)、セリーヌ(CÉLINE) 、サンローラン(Saint Laurent)、ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)、ヴァレンティノ(VALENTINO)、フェンディ(FENDI)の6つのラグジュアリーブランドが旗艦店を構える。
中でも注目はディオール。白い布と重なり合う独特なファザードとコンテンポラリーな内装で世界最大級、またアジア初の「ディオール メゾン」としてオープンする。セリーヌも同様に世界最大の売り場面積、ヴァン クリーフ&アーペル・ヴァレンティノ・フェンディも日本最大規模のストアとなる。
ギンザ シックス 地下1階には、シャネル(CHANEL)、イヴ・サンローラン・ボーテ(YVES SAINT LAURENT)、クレ・ド・ポー ボーテ(clé de peau Beauté)、シュウウエムラ(shu uemura)、RMK(アールエムケー)など人気のコスメブランドを集めた。エステ・ネイルなどのサロン、雑貨・フードもラインナップし、美にまつわる情報をトータルで発信する。
クラランス(CLARINS)は、コスメ販売にあわせてスパも併設。80種類以上にも及ぶ複雑な手の動きを組み合わせて、独自のトリートメントを施術する。他にもメイクアップルームを備える店舗など、ここでしか出会うことのできないビューティストアが登場する。
地下2階フードフロアには、新業態・初出店を含む37店が展開予定(10/26現在)。ロサンゼルス発オリジナルパイとオーガニックコーヒー専門店「ザ・パイホール ロサンゼルス」や、フローズン・フルーツバー「パレタス」など注目度の高いストアが揃い、抹茶スイーツを展開する「辻利」が都内初出店する。また、日本初国産果実の生ドライフルーツ専門店「綾farm」や砂糖菓子「パパブブレ」の新業態をスタート。
6階には「銀座 蔦屋書店」が開店。本を買うためだけでなく、そこで過ごす時間を楽しんで欲しいという願いを込めて、書籍だけでなく文具・雑貨、カフェ、ギャラリーと様々な機能を果たしていく。またスターバックス コーヒーも併設予定で、コーヒーの他にアルコールも提案。さらに同フロアには、インド料理・フレンチ・イタリアン・中華と豊富なジャンルのレストランが揃う。
国内外からセレクトした雑貨を大人たちのライフスタイルに合わせて、大きく6つのテーマで紹介。洋服だけでなく、シューズ・バッグ・ジュエリーを中心としたアクセサリーも揃える。
能楽最大流派である観世流の拠点「観世能楽堂」が地上3階に誕生。480席を設けた会場では、日本の伝統文化発信拠点として、様々なイベントを実施予定だ。さらにアーティストとのコラボレーションによる、アート作品展示にも積極的に参加。オープニングは、世界で活躍する草間彌生迎えインスタレーションを行う。
目指すのは、銀座の誇りと歴史性を引き継ぐ6つ星級の施設。「Life At Its Best~最高に満たされた暮らし~」をコンセプトに、人生を豊かに充実させてくれる最高に価値のあるモノや体験を提供。世界でここにしかない新たな価値「ニュー ラグジュアリー」をプレゼンテーションしていく。
店舗デザインは、ニューヨーク近代美術館などを手がけ、世界的な建築家として知られる谷口吉生が手掛けた。外観にはひさし・のれんをイメージしたファザードを設け、伝統的な日本形式で来店客を迎える。あくまで主役は、そこに咲く‟花”であるショップ。それらが際立つように計画されたデザインは、日本伝統のしつらえに通じる考えから生まれている。