展覧会「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」が、2023年4月5日(水)から5月26日(金)まで、天王洲・寺田倉庫にて開催される。
アカデミー賞において数々の賞を受賞した『グランド・ブダペスト・ホテル』をはじめ、『犬ヶ島』『フレンチ・ディスパッチ』など、話題作を生み出し続けているウェス・アンダーソン監督。その独特のセンス、構図、ユーモアを兼ね備えた唯一無二の世界観に、世界中の多くのファンが魅了されている。
「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」は、そんなウェス・アンダーソン監督が“いかにも撮りそうな”写真を集めたユニークな展覧会だ。会期中は、ポップなパステルカラー、シンメトリー(左右対称)な構図など、偶然に配置された“ウェス・アンダーソン監督らしい”風景写真を約300点展示。撮影された地域も実に様々で、スイス・フルカ峠やイギリス・ロンドン 、アメリカ オハイオ州・クリープランド、キュラソー島・ウィレムスタット…など、世界各地の名が連なる。
なお「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」は、世界の実在する風景から、ウェス・アンダーソンの映画に出てきそうな場所を撮影し投稿するSNSコミュニティ“AWA(Accidentally Wes Anderson)”の作品を使用したもの。2022年、韓国・ソウルで「AWA展」として開催された際には、25万人を動員するほど話題に。今回の日本開催は、そんな同展の巡回展という位置づけとなる。
ここに紹介された写真は、僕が出会ったこともない人々が(わずかな例外をのぞいて)僕が見たこともない場所や物を撮ったものだが──実際僕が撮りそうな写真だ。
偶然に僕であるとはどういうことか、よく理解できた。どうもありがとう。
じゃあ意図的に僕であるとは、どういう意味なのだろうか。
きっと僕自身のことを指すのだろうが、いまだによくわからない。けれどそれは大したことじゃない。
ほかにはない魅力的な風景を発見し、共有してくれたことに、心からの祝福と大きな感謝を伝えたい。
※公式ブック:『ウェス・アンダーソンの風景』より
また本展の開催を記念したグッズも見逃せない。東京会場限定の刺繍ハンドタオルやマグカップ、キャンバスバッグなどがラインナップするほか、韓国・ソウルから直輸入したマスキングテープやフォトステッカーも取り揃えている。
さらに、会場近くにあるアートギャラリーカフェ「ワットカフェ(WHAT CAF)」では、本展にちなんだ特別メニューを展開。中でも注目なのは、カラフルなクリームソーダにラムネを添えた「ウェス・アンダーソンすぎるクリームソーダ」だ。フレーバーは、ラムネ・ストロベリー・レモン・メロンの4種を用意している。
また、レモンが香る爽やかなケーキ「旅を夢見るレモンケーキ」やさくら&バニラフレーバーのダブルアイス「ひらめきもたらすカラフルアイス」などを提供するため、「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」を鑑賞した後に、立ち寄ってみてはいかがだろうか。
「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」
会期:2023年4月5日(水)~5月26日(金)※休館日なし
会場:東京・天王洲| 寺田倉庫 G1 ビル
住所:東京都品川区東品川2丁目6-4
開館時間:11:00~19:00、毎週金・土曜日 11:00~20:00(入館は閉館の各30分前まで)
※ゴールデンウィーク中(4月30日~5月4日)と最終週(5月22日~25日)は11:00~20:00
※状況により、会期・開館時間等が変更となる場合あり。
※本展は予約不要だが、状況によりオンラインによる事前予約が必要となる場合あり。公式HPにて最新情報を要確認。
入館料:一般2,000円(1,800円)、大学生1,500円(1,300円)、高校生以下1,000円(800円)
※()内は前売り料金。
※未就学児は入館無料。
※学生券の購入の場合は、学生証の提示が必要(小学生は除く)
※障がい者手帳の提示で本人と、同伴1名が半額。
■グッズ例
<東京オリジナルグッズ>
・刺繍タオル 1,100円
・マグカップ 1,980円
・キャンバスバッグ 3,080円
<韓国直輸入グッズ>
・マスキングテープ25mm 500円
・フォトステッカー 430円
■メニュー例
・ウェス・アンダーソンすぎるクリームソーダ 各900円
・旅を夢見るレモンケーキ 800円※1日20食限定
・ひらめきもたらすカラフルアイス 700円
<店舗情報>
「ワットカフェ」
住所:東京都品川区東品川2-1-11
営業時間:11:00~18:00 不定休