ジャイルズ(Giles)の2011-2012秋冬コレクション。メインカラーは黒。これに白やシャンパンゴールドやブルーを組み合わせたコントラストが美しい。
高い襟のブラウスとコルセットを組み合わせた中世風のファーストルックや、女性の画がプリントされた光沢のあるシルクドレスがひときわ注目を集めた。終盤は、補色を用いた幾何学模様の花柄のドレスや、サイドに切り込みのあるドレスが登場。彼が尊敬してやまない
エルザ・スキャパレリへのオマージュともとれるスタイルを繰り広げた。前回とは全く異なった雰囲気の今回のコレクションは、終始クラシカルな雰囲気に包まれ、洗練された女性像が描き出された。
ジャイルズ・ディーコン(Giles Deacon)は1962年、イギリス生まれ。92年、<a href="/words/1908">セントマーチンズ</a>卒業。卒業後はルイ・ヴィトンとラルフ ローレンでフリーランスとして経験を積む。
その後フィー・ドーランと組んだブランド「ドーラン・ディーコン」の活動をスタート。
2000年、ボッテガ ヴェネタ...
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