リシュモン(Richemont)は1988年に南アフリカの実業家、Anton Rupertにより設立される。ただし、これはRembrandt Groupからスピンオフしてできたものであり、その全身となる組織は88年以前から存在していた。主にジュエリー(宝飾品)、時計、筆記用具、ファッション(服・バッグなど)の4つのカテゴリーで展開している。
LVMH、ケリングにリシュモンを含めたの3社が世界のファッションブランド業界、正確にはラグジュアリー・ファッションの世界で買収を繰り返し、巨大企業化、多くのシェアをとっている。
2007年、ラルフ ローレンとリシュモンが合弁会社、Polo Ralph Lauren Watch and Jewelry Company, S.A.R.Lを設立。ラルフ ローレンはリシュモンのサポートを受けながら時計とジュエリーに進出することになった。
ルイ・ヴィトン、クリスチャン ディオール、セリーヌなどを傘下に持つLVMH、グッチ、バレンシアガ、ボッテガ ヴェネタなどを傘下に持つケリングに加えて、リシュモンが世界のラグジュアリーブランド多数を抱える企業のトップ3である。