日本の漫画家が独自のタッチで「仏」を描く、「第4回 漫画家による仏の世界展」が、東京 両国 回向院 本堂2Fホールにて開催される。期間は2014年11月8日(土)から11月24日(月)まで。京都・東寺、東京・増上寺、千葉・梅屋旅館に続いて4回目の開催となる。
左) ©レレレ千手観音(赤塚不二夫)、右) ©護留護天(さいとう・たかを)
今や世界で注目される存在となった日本の「漫画」。その文化を継承するため、現在活躍中の著名な漫画家が、それぞれのタッチで「仏」を描き、展示する試みとしてスタートしたのが「漫画家による仏の世界展」だ。回を重ねるごとに漫画家の支持が高まってゆき、今回は総勢60名の作家による全70点の作品が集まる。
展示作品は、一部の例外を除き、全てB3サイズ。作品と共に画題や、漫画家の写真と紹介、それぞれの絵に対する思いやコメントが添えられている。
しかも参加者の中には、禊ぎをしてから作画に望んだという漫画家もいるそう。人気漫画家が描いた様々な仏に見る「心の世界」は、一見の価値ありだ。
【展覧会情報】
第4回漫画家による仏の世界展
期日:2014年11月8日(土)〜11月24日(月)
開催地:東京両国 回向院 本堂2Fホール
住所:東京都墨田区両国2-8-10
入場料:500円(地福時出開帳との共通チケット)
【問い合わせ先】
漫画家による仏の世界展実行委員会
TEL:03-3992-5671
■出展漫画家
赤塚不二夫、天野誠、いがらしゆみこ、池上遼一、石川サブロウ、板橋しゅうほう、植田まさし、うえやま とち、ウノ・カマキリ、浦沢直樹、江口寿史、桜多吾作、大石容子、荻野真、御茶漬海苔、一峰大二、香取正樹、木村直巳、クミタ・リュウ、小島功、さいとう・たかを、佐伯かよの、阪本牙城、里中満智子、志賀公江、ジョージ秋山、菅ナオコ、ちばてつや、辻下浩二、土山しげる、手塚治虫、てふてふ、寺沢武一、中山星香、永野のりこ、二階堂正宏、西田淑子、西村宗、新田たつお、花村えい子、林家木久扇、バロン吉元、臂美恵、ビッグ錠、藤井龍二、牧美也子、牧野圭一、三浦みつる、南久美子、宮島幸次、本宮ひろ志、森田拳次、矢野功、柳生柳、矢野徳、山田ゴロ、山根青鬼、六田登、渡辺みちお、やなせたかし 他(敬称略・五十音順)