クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)の2014年春夏コレクション。今季は、官能的なフォルムをキャンバスに、独特のグラフィックやカラーで光の動きや質感を情緒的に表現したコレクションが発表された。
印象派絵画からインスピレーションを受けたイメージビジュアルは、ブランド独自の美的センスによって瞬間的にとらえた「色彩と光」がキーであることを物語っている。
春先らしい、ミルキーなブルーやイエロー、ピンクから、夏の日差しに映えるヴィヴィッドカラーまで、色とりどり。モダンアートのようでもあり浮世絵のようにも見える、コントラストの強いグラフィックが描かれた一足は遊び心たっぷり。特に今季の重要なカラーは、白・黒・赤。ガーリーなトライプやマットなパイソン、艶のあるパテントなど、素材づかいや配色によってニュアンスの全く異なる個性を、それぞれ表現した。
リゾートの雰囲気漂う、トロピカル柄のエスパドリーユなどリラックス感のあるシューズも展開する。ブランドらしいウィットのセンスが光るのは、インナーソールに指先の跡がスタンプされたようなデザインのサンダル。クラシカルで装飾的な豪奢な刺しゅうを施したオペラシューズにも目を奪われる。
昨シーズンに引き続き、クリアなPVC素材が使われた涼しげなヒールがお目見え。新作は曲線のカットとレトロな雰囲気のカラーコンビネーションが特徴だ。アイコニックなスタッズのシリーズからはマルチカラーやメタリックなベージュ、ターコイズブルーなどユニークなカラーバリエーションがそろっている。
どこか中東的な雰囲気のオープントゥのブーツやスパルタンブーツなど、エスニックなテイストが見られるのも今シーズンの特徴だ。
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クリスチャン ルブタン ジャパン
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