ロレックス(ROLEX)の2022年新作腕時計が、「ウォッチ&ワンダーズ ジュネーブ 2022(Watches & Wonders Geneve 2022)」にて発表された。
緑黒ベゼルの「GMTマスター Ⅱ」新モデルをはじめ、「エアキング」、「ヨットマスター」などのプロフェッショナルモデル(※)から新作が揃う2022年。各新作モデルの、何が魅力なのか?どこが変更されたのか?詳細を確認していこう。なお、商品発売の時期は現状(2022/04/01現在)未定とされている。
ロレックスの2022年新作の中でも、まず注目したいのは人気の「GMTマスター Ⅱ」から登場する新モデル。「GMTマスター」は、大陸間旅行の黄金期に航空会社のパイロットの要望に応えるべく、プロフェッショナル・ユースの腕時計として開発された、ロレックスを代表するモデルのひとつだ。
新モデルの「オイスター パーペチュアル GMTマスター Ⅱ」では、両方向回転ベゼルに、グリーンとブラックの24時間目盛入りセラクロムベゼルインサートを搭載。この2色は「GMTマスター Ⅱ」で初めての組み合わせとなる。
【時計詳細】
オイスター パーペチュアル GMTマスター Ⅱ(Ref. 126720 VTNR)
予価:1,224,300円
ロレックスが航空の世界と築いた特別な絆を象徴する「エアキング」。2022年の“新世代”「エアキング」は、リューズガードとケースサイドが直線的な新デザインの40mmケースを備えるほか、ディスプレイも新しくなり、ミニッツスケールの5の前に“0”がプラスされることで、よりバランスの取れたデザインへとアップデートされた。
さらに、クラマライト ディスプレイが採用され、暗闇での視認性も向上。針と12時位置の三角形のアワーマーカーは、光の明るさがより持続する発光素材でコーティングされている。
3列リンクのオイスターブレスレットは、バランスが見直され、特にセンターリンクの幅が広くなった。
【時計詳細】
オイスター パーペチュアル エアキング(Ref.126900)
予価:816,200円
ロレックスの「ヨットマスター」は、1992年に発表されたロレックスとセーリング、レガッタの世界との絆を象徴するセーリングウォッチ。2022年は、「ヨットマスター 42」に18 ct イエローゴールドモデルが仲間入りする。
新モデル「オイスター パーペチュアル ヨットマスター 42」は、両方向回転ベゼルにマットブラックセラミック製の60分目盛り入りセラクロムベゼルインサートを搭載。縁に刻みが入れられたベゼルは、滑りにくく回しやすい。最初の15分の目盛が1分刻みになっているため、より正確な時間を読み取れるのもポイントだ。堅牢性と信頼性に優れる42mmのオイスターケースは18 ct イエローゴールド製を採用している。
アワーマーカーと針は、光の明るさがより長く持続するロレックス独自の新たな発光素材で充填またはコーティングされ、高い視認性を実現している。
【時計詳細】
「オイスター パーペチュアル ヨットマスター 42」(Ref.226658)
予価:3,147,100円
プロダイバーのために開発された「ロレックス ディープシー」は、60分目盛り入りの逆回転防止ベゼルやヘリウム排出バルブを備え、水深3,900mまでの驚異の防水性能を誇る“究極の防水性能”を備えたダイバーズウォッチ。
2022年の新作では、より視認性に優れた腕時計へとアップデートされた。新モデルでは、視認性の高いクロマライト ディスプレイのアワーマーカーと針に施された、新たな発光素材により、光の強さが長時間継続する。また、日付と日付表示の小窓が少し大きくなった。その他、新モデルではブレスレットやケース構造においても、変更が加えられている。
【時計詳細】
オイスター パーペチュアル ロレックス ディープシー(Ref.136660)
予価:1,574,100円
エレガントなビジュアルから、ロレックスの中でも“プレジデントに愛される時計”として知られる「デイデイト」は、日付表示に加えて、ダイアルの12時位置の弧状の小窓にフルスペルの曜日を表示するカレンダー付き腕時計。
2022年の新作は、「デイデイト」で初となるプラチナ製のフルーテッドベゼルを備えている。“刻み”のデザインが特徴的なこのベゼルは、これまで18 ct ゴールド製のみだったが、今回は加工が難しい金属であるプラチナでの製造を実現した。また、ひと際明るい輝きと魅惑的な白い光を放つプラチナにマッチするアイスブルーダイアルは、プラチナ製モデルにのみ採用されているカラーだ。
【時計詳細】
「オイスター パーペチュアル デイデイト 40」(Ref.228236)
予価:7,038,900円
機能と普遍的なデザインを兼ね備えた、クラシックウォッチの典型とも言える「デイトジャスト」。2022年の「デイトジャスト 31」には、華やかなフローラルモチーフダイアルが新登場となる。24輪の花があしらわれており、サンレイ、マット、グレインのいずれかで仕上げられた1輪1輪の花と、それぞれの花の中心に輝くダイヤモンドが、詩的なきらめきを放っている。
2022年の新作として登場する3モデルのうち、2つはロレックスの象徴とも言える“ロレゾール”モデル。オイスタースチールのケースとブレスレット、ホワイトゴールドのベゼルで構成される「ホワイトロレゾール」のモデルは、“刻み”のデザインが特徴的なフルーテッドベゼルとアズーロブルーのフローラルモチーフダイアルを備えている。
【時計詳細】
「オイスター パーペチュアル デイトジャスト 31」
・「ホワイトロレゾール」モデル(Ref.278274)
予価:1,118,700円
・「エバーローズロレゾール」モデル(Ref.278381 RBR)
予価:2,156,000円
・18 ct イエローゴールドモデル(Ref.278288 RBR)
予価:4,603,500円
「オイスター パーペチュアル ヨットマスター 40」からも新モデルが登場。このモデル初となる18 ct ホワイトゴールドモデルに、トラペラーズカットの貴石をセットした回転ベゼルが搭載された、ハイジュエリーのように美しいデザインだ。ピンク、ライトブルー、パープル、ダークブルーの4つのサファイアと、ダイヤモンドの5種類の貴石が奏でる色のハーモニーは、空と海が出会う場所で太陽が昇ってくる、朝焼けの風景を彷彿とさせる。
また、ケースはラグからリューズガードにまで、46個のブリリアントカットダイヤモンドがあしらわれている。
ロレックスのプロフェッショナルモデルは、ダイビング、レーシング、航海、探検、飛行といった特定のニーズのために設計された真のツールウォッチ。プロの要望に応える高い機能性と、時を超越するデザイン性を兼ね備えており、日常使いにおいても高い信頼性を発揮する。
<主なプロフェッショナルウォッチ>
エアキング:飛行史へオマージュを捧げる時計
GMTマスター Ⅱ:グローバルに活躍する時計
ヨットマスター:洋上で活躍する時計
サブマリーナー:ダイバーズウォッチの原型
コスモグラフ デイトナ:レースのために生まれた時計
シードゥエラー:深海を制覇した時計
エクスプローラー:探検家のための時計
ミルガウス:科学に敬意を表した時計
堅牢性と信頼性に優れるロレックスのオイスターケースは、水深100mまでの高い防水性能を保証。クリスタルは極めて耐傷性に優れ、反射防止コーティングが施されている。
また、時計製造技術の最先端を行く、ロレックスの自社開発による機械式自動巻ムーブメントは、精度、パワーリザーブ、耐衝撃性、利便性、信頼性において際立った性能を発揮。すべてのロレックス ウォッチと同様、2022年の新作は高精度クロノメーター認定で、手首着用時に優れた性能を発揮する。
【問い合わせ先】
日本ロレックス
TEL:0120-929-570