■篠田湖山(ござん)...三浦友和
霜介を一目見て弟子として迎え入れることを決め水墨画の世界へ導いた巨匠。
■国枝...矢島健一
美術館長。
■滝柳...夙川アトム ■笹久保...井上想良
大手広告代理店の営業。
霜介を演じる横浜流星と、湖山の一番弟子・西濱の役を務めた江口洋介にインタビュー。役作りのうえで意識したことや、水墨画が現代に訴えかける魅力について話を伺った。
映画『線は、僕を描く』の主題歌はyama(ヤマ)が歌う新曲「くびったけ」。Vaundy(バウンディ)が作詞作曲を手掛けており、コーラスでも参加している。また、yamaの新曲「LOST」も映画の挿入歌となる。
また、日本美のミュージアムホテル・ホテル雅叙園東京では、タイアップ企画「線は、僕を描くat百段階段~色彩空間で観る水墨画の世界~」を開催。東京都指定有形文化財「百段階段」を舞台に、水墨画の歴史や技法、道具のほか、映画に登場するさまざまな作品などを展示。文化財「百段階段」の一室には、劇中に登場するアトリエも再現する。
大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で運命の出会いを果たす。白と黒だけで表現された水墨画が霜介の前に色鮮やかに拡がる。深い悲しみに包まれていた霜介の世界が、変わる。巨匠・篠田湖山に声をかけられ水墨画を学び始める霜介。水墨画は筆先から生み出す「線」のみで描かれる芸術。描くのは「命」。霜介は初めての水墨画に戸惑いながらもその世界に魅了されていく──。水墨画との出会いで、止まっていた時間が動き出す。これは、喪失と再生の物語。
【詳細】
映画『線は、僕を描く』
公開日:2022年10月21日(金)
原作:砥上裕將『線は、僕を描く』(講談社文庫)
監督:小泉徳宏
脚本:片岡翔、小泉徳宏
企画・プロデューサー:北島直明
出演:横浜流星、清原果耶、細田佳央太、河合優実、矢島健一、夙川アトム、井上想良、富田靖子、江口洋介、三浦友和
配給:東宝