スカーフは、いつものコーディネートを簡単に格上げできる“魔法のような”ファッション小物。首に巻くだけ、首から垂らすだけで、大人っぽさやドレス感を与えてくれるので、おしゃれ好きな男性こそ活用して欲しい。このメンズスカーフ特集では、おすすめのスカーフの巻き方や着こなしなど、コーディネートテクニックを紹介。
メンズスカーフのココがいい!
・1枚で品格アップ!ドレス感を与えて、カジュアルウェアもおしゃれスタイルに
・首に巻くだけ、首から垂らすでOKな手軽さ
・洋服より安く“大人買い”もOK
・Tシャツ、短パンなど、薄着になる春夏こそスカーフが活躍
スカーフに初めてチャレンジする男性が、まず覚えるべきは巻き方だ。スカーフの巻き方は細かく分けると複数パターンがあるが、初めは基礎となる「バイアス折り」をマスターすればOK。
「バイアス折り」HOW TO
1)スカーフの裏を上にして、対角の2つの角を中心に向かって折り畳む。(タグなどがついている角を最初に折り込むのがポイント。)
2)折り畳んだ部分の片方を幅1/3のところで折り、反対側も同様に折り重ねる。
3)さらに、折り畳んだ部分を中央に向かって折り、好みの幅に調整する。
4)さらに1/3に折り、首の後ろをもうひと折りする。
バイアス折りをすると、正方形のスカーフがまるでネクタイのように細長くなるので、この後は…
ひと結び:バイアス折りしたスカーフを首に掛け、1回結んで垂らす。
固結び:バイアス折りにしたスカーフを首に掛け、2回結ぶ。
など自分好みのスタイルで首元に巻けばOK。スカーフリングを使ったり、ウエスタン巻き、ネクタイ巻きなどアレンジすれば、1枚でバリエーション豊かなコーディネートを楽しむこともできる。
スカーフの巻き方をマスターしたら、次は洋服やアウター、シューズと合わせてスタイリング。日常のカジュアルシーンで使えるコーディネートテクニックを紹介する。
1)メンズスカーフをチラ見せ
バイアス折りをしたスカーフを首から掛けて、ひと結びまたは固結びしたら、シャツやTシャツの中にイン。スカーフはほんのわずかに見えるだけで十分アクセントになり、ちょっぴりドレスライクに。無地のTシャツやシャツなど、地味に見えがちなベーシックウェアも、スカーフを巻くだけでエレガントな雰囲気に格上げしてくれる。
2)アクセサリー感覚でメンズスカーフをプラス
ネックレスやマフラーのように、スカーフをプラスオンすると、グッと気品を感じさせる大人なコーディネートが完成。ポイントは、固結びを取り入れてコンパクトに巻くこと。また、洋服やアウター、小物と同系色でまとめるのも、バランスよくみせるテクニックの一つだ。
3)ストール風に長く垂らしてコーディネート
大判のメンズスカーフなら、長く垂らすだけでぐっとおしゃれな印象に。セットアップ、シャツ、ジャケットなどにプラスすれば、スタイリングのはずしとなり、こなれたスタイルを演出してくれる。スカーフは、洋服と同系色・同柄をチョイスすれば、失敗しらずに楽しめるはずだ。
メンズスカーフは、ドレス感を与えてくれる便利な小物なので、カジュアルパーティーや結婚式の二次会など、華やかなシーンでも活躍。ここからは発展形として、華やかなスカーフスタイルやコーディネートを紹介する。