左のモデル着用のニットはマイパンダ(my panda)、手に持っているのはボビーダズラー(booby dazzler)のぬいぐるみ。
右のモデルはマッキントッシュ(Mackintosh)のコートにメルシーボーク,(mercibeaucoup,)特製のトランクを合わせて。
伊勢丹のシンボル、タータン柄がリニューアル。通称「伊勢丹チェック」とも呼ばれ、多くの人に親しまれてきたあの柄が、伊勢丹の新たなアイデンティティとなるべく生まれ変わる。ショッッピングバッグをはじめ様々な場面で展開される予定だ。お披露目は2013年10月30日(水)。本館1階のザ・ステージでは「ワタシノタカラバコ」と題した特設ステージを11月5日(火)まで展開し、新しいタータンを使った各ブランドとコラボレーションした限定アイテムを発売する。
今回のリニューアルでは、これまでの「マクミラン / アンシェント」をアレンジしたタータン柄を改めて、新しい「マクミラン / イセタン」にモデルチェンジ。オリジナルを受け継ぎつつ、クラシックな色味で明るく爽やかに仕上げた。この柄は、スコットランドが国で管理している世界のチェックを一括統制する機関「スコットランド タータン登記所」に正式登録されている。ローンチのセレモニーにはスコットランド国際開発庁の日本駐在代表であるスティーブン・ベーカーも登壇し、「私が着ているのは祖父から受け継いだキルトです。伊勢丹の伝統と革新という価値観を共有できる考え、登録に至りました」とコメントした。
リニューアルにあわせて、デザイナーやブランドとコラボし、「マクミラン / イセタン」を使った限定アイテムも登場。参加ブランドは、マッキントッシュ(Mackintosh)やミナペルホネン(minä perhonen)、アンティパスト(ANTIPAST)、ジョンストンズ(JOHNSTONS)など。コートやバッグ、ソックスなどのファッションアイテムをはじめ、家具やステーショナリー、食品など、幅広いジャンルのアイテムが店頭に並んでいる。
旧「伊勢丹チェック」は、1956年に新宿店にオープンした「ティーンエイジャーショップ」の限定ショッパーや雑貨の柄として採用されたのが起源。その2年後、1958年より全館へと広まり、今日まで使われ続けてきた。2012年秋には、伊勢丹チェックを使い続け、「タータン」のプロモーションに貢献したとして2013年以降に設立されるタータン・アワードのパッケージ部門第1号受賞企業に輝いている。
また店内BGMとして流される新テーマソング「ISETAN-TAN」を歌うのは矢野顕子。この柄をイメージして作詞・作曲されたものだ。
キュートで暖かみがあって、愛らしい新しいタータン。伊勢丹は、55年の節目にアイコニックなタータン柄をリニューアルすることで、原点を大切にしながら未来へと向かうポジティブな姿勢を体現する。
【限定スペース情報】
ISETAN TARTAN ワタシノタカラバコ
期間:2013年10月30日(水)~11月5日(火)
場所:伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1