メゾン キツネ(Maison Kitsuné)の2022年春夏コレクションが発表された。
今季のメゾン キツネは、「キャンプ」がコンセプト。リラクシングなサイズ感のカジュアルウェアを基調に、ストリートやスポーツの要素を取り入れつつ、ナチュラルなカラーリングでまとめたアイテムを展開する。
ドロップショルダーで仕上げたロング丈のアノラック、異なるカラーを組み合わせたフード付きブルゾン、ボア素材で切り替えたベストなど、アウトドアシーンを彷彿とさせながらも、素材感でクリーンなムードを漂わせたアイテムがラインナップ。いずれも、ほどよい上品さをまといながらも、オーバーなサイズ感で仕上げたシルエットが特徴だ。
カラーも自然を意識して、カーキやベージュ、オリーブ、ネイビーなどがメイン。上品なテーラードジャケットや華やかなプリーツスカートも、ベージュを採用することでカジュアルなムードに移し替えている。
ナチュラルなカラーリングながらも、メゾン キツネらしい遊び心は忘れずに。カモフラージュ柄は、アイコニックな“キツネ”のシルエットを組み合わせることで、さり気ないかわいらしさをプラス。ブルゾンやショルダーバッグなどに取り入れ、存在感ある雰囲気に仕上げた。
イギリス出身のアーティスト、アンソニー・バーリル(Anthony Burrill)によるグラフィックをあしらったアイテムも。バーリルは、シンプルかつアナログななかに、ポジティヴなメッセージを組み合わせた作品を手がけている。メゾン キツネのコレクションでは、「自然」をテーマに、凸版印刷風にデザインしたグラフィックをブルゾンやバッグなどの随所にあしらっている。