ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)が、イタリア・ミラノにある安藤忠雄デザインの多目的スペース「アルマーニ・テアトロ」を、新世代のイタリア人デザイナーたちのコレクション発表の場として提供することを発表した。
この試みの最初のイベントとして、2013年6月22日(土)にアンドレア ポンピリオ(ANDREA POMPILIO)が2014年春夏メンズコレクションをミラノファッションウィーク内で発表する。プログラムの幕開けとなるこの発表の目的は、イタリアのクリエイターやファッション界に対する支援の、強力かつ具体的なメッセージを表明することにある。
アンドレア ポンピリオは、2011年6月には世界最大のメンズウェアの展示会「ピッティ・ウォモ」に招待され、2012年春夏コレクションが「WHO’S ON NEXT」の新人デザイナーの最優秀賞を受賞するなど、新世代のデザイナーとして近年特に注目を浴びている。
この支援プログラムについて、ジョルジオ・アルマーニは次のように述べた。
「私たちに必要なのは、イタリアンファッションを支援するための具体的なアクションであり、ミラノファッションウィークに一層のパワーと新風を吹き込んでくれる企画です。そのために私は、将来が最も期待されるデザイナーたちのコレクションを発表する場として、ベルゴニョーネ通りの私のシアターを、施設内での技術的サービスの供与も含めて、提供することにいたしました。そして、私がメンズウエアラインの発表者として招いたのがアンドレア・ポンピリオです。彼のショーを皮切りに、今後は毎シーズン、違うデザイナーを迎える予定です。」