ロレックス(ROLEX)は、 「オイスター パーペチュアル サブマリーナー」と「オイスター パーペチュアル サブマリーナー デイト」の新モデルを発表。
ロレックスとダイビングの世界の歴史ある絆を象徴する腕時計「サブマリーナー」は、1953年に世界初のダイバーズウォッチとして誕生して以来、人気を博すモデル。発表からわずか1年後には、防水性が約2倍に向上し、以後まもなく、分針とはっきり区別するために時計に施された発光性ディスクやリューズガードといった他の技術革新も搭載された。
そして1969年には、日付表示機能を追加した「サブマリーナー デイト」を発表。さらに10年後には水深300mまで防水性能が向上し、高い機能性を搭載する「サブマリーナー」と「サブマリーナー デイト」は、水中だけでなく陸地でも活躍するアクティブな人たちの腕時計の典型として世界に広まった。
新作腕時計として登場するのは、「サブマリーナー」1モデルと「サブマリーナー デイト」7モデル。「サブナリーナー デイト」は、オイスタースチールとブラックラッカーダイアルのモデルに加えて、18ct イエローゴールドとオイスタースチールのコンビネーション“ロレゾール”または18ct イエローとホワイトゴールド製モデルを展開する。
新モデルでは、いずれもケースを41mmにサイズアップ。堅牢性に長けたオイスターブレスレットは、ケースと一体感あるビジュアルの3列リンクで、ブレスレットが誤って開くことを防止するセーフティキャッチ付オイスターロッククラスプを備えている。
また、このブレスレットには、クラスプカバーの裏にあるラック(刻み)と好みの位置の刻み目に固定できるスライド式リンクで構成された、ロレックス グライドロックエクステンションシステムも搭載。ロレックス グライドロックには約2mm間隔で刻み目が10個あり、工具を使わず簡単にブレスレットの長さを最大約20mm延長することができる。
なお、「サブマリーナー デイト」の新作のうち18ct ホワイトゴールドモデルには、オイスターブレスレットのリンク内部に、柔軟性と耐久性を高めるセラミックインサートが備えられている。
「サブマリーナー」と「サブマリーナー デイト」には、ロレックスが完全自社開発・製造したムーブメント、キャリバー 3230とキャリバー 3235をそれぞれ搭載。キャリバー 3230は、2020年に発表した最新キャリバーであり、いずれも高いエネルギー効率によってパワーリザーブは約70時間を誇る。
ムーブメントには、ロレックスが独自の常磁性合金から製造したブルー パラクロム・ヘアスプリングを備えることで、従来のヘアスプリングの10倍もの耐衝撃性を実現した。独自の常磁性合金製のため、磁場の影響を受けにくいのも特徴だ。
「サブマリーナー」と「サブマリーナー デイト」のダイアルは、ひと目で時刻を読み取れるよう、鮮明で明解なデザイン。時針と分針は大きさと形ではっきりと区別され、三角形、円や長方形といったシンプルな図形の形をしたアワーマーカーが採用されている。また、ロレックス独自の発光素材であるクロマライト ディスプレイによって、暗闇でも高い視認性を確保する。