東京都内初となる「ドルビーシネマ」が2019年10月4日(金)、丸の内ピカデリーにオープンする。
「ドルビーシネマ」とは、映画館やPC、ゲーム向けにオーディオテクノロジーを開発するドルビーラボラトリーズ社によるシアターシステム。最先端の映像技術である「ドルビービジョン(Dolby Vision)」と立体音響技術の「ドルビーアトモス(Dolby Atmos)」を駆使することで、これまでにない高品質の没入感映画鑑賞が体験出来る、というものだ。
最先端の映像&音響技術で映画を楽しむ
映像は、最先端の光学・映像処理技術を採用した「ドルビービジョン プロジェクションシステム」を用いて、広色域で鮮明な色彩と幅広いコントラストを表現するハイダイナミックレンジ(HDR)映像を投影。音響は、“音声オブジェクト”と“天井スピーカー”という革新的な映画音響技術を導入した「ドルビーアトモス」を採用し、3次元空間を駆け巡るような立体的な音で劇場内を満たす。
劇場内はスクリーン以外の要素を排除
また、この2つの技術を最大限に活かすため、劇場内からスクリーン以外の要素を排除。劇場に入り、映画がスタートした瞬間からその映像と音響に入り込み、映画への高い没入感が楽しめるという。
日本で初のドルビーシネマ専用劇場となる丸の内ピカデリーは、ドルビーシネマの世界観を表現した、シンプルでスタイリッシュな空間を演出。ロビーにはイタリア家具の最高峰、カッシーナのソファーを設置するほか、シアター入り口には“オーディオ・ヴィジュアル・パスウェイ”を設置し、ゲストを映画の世界へ誘う。
さらに、シアター内の最前列には10席限定でリクライニングシートを設置。オットマン付きとなっており、足を延ばして寛ぎながら映画を楽しむことが出来る。
世界で最初の「ドルビーシネマ」は2014年にオランダに誕生、現在は北米からヨーロッパ、中国の映画館に導入されており、日本では2018年末、福岡・T・ジョイ博多に初上陸を果たした。2019年7月16日(火)現在は同館に加えて、埼玉・Movixさいたま、大阪・梅田ブルク7と、非常に限られた映画館に導入されている。
なお、東京第1号地ビール「隅田川ブルーイング」を映画館の売店で初めて提供。「ペールエール」や「ゴールデンエール」をラインナップする。
その他にも、日本初グルメポップコーン専門店「ヒルバレー」とコラボした「シネマグルメポップコーン」や、オープン記念限定メニュー「ブルークレミアソーダ」を提供する予定だ。
記念すべき、丸の内ピカデリーのドルビーシネマのオープニング作品となるのは、導入開始日に公開となる映画『ジョーカー』。世界の映画関係者がアカデミー賞最有力と称賛する注目作を、是非最新設備で鑑賞してみて。
【詳細】
丸の内ピカデリー ドルビーシネマ
導入時期:2019年10月4日(金)
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1
鑑賞料金:ドルビーシネマ作品 鑑賞料金+一律600円、ドルビーシネマ3D作品 鑑賞料金+一律1,000円
<主な上映予定作品>
10月4日(金) 『ジョーカー』
11月1日(金)『IT/イット THE END“それ”が見えたら、終わり。』
11月29日(金)『ドクター・スリープ』
2020年初春 劇場版『機動戦士ガンダム』Ⅰ~Ⅲ
※Dolby、ドルビー、Dolby Atmos、 Dolby Vision、Dolby CinemaおよびダブルD記号はアメリカ合衆国と/またはその国におけるドルビーラボラトリーズの商標または登録商標です。その他の商標はそれぞれの合法的権利保有者の所有物です。