2012年9月21日、ジャスト カヴァリ(Just Cavalli)が2013年春夏コレクションをミラノファッションウィークで発表した。今季は、美しい地中海の空気と光に調和した海の生き物、色彩、その豊かさに影響を受けている。
エレクトリックブルーからペールブルー、ロイヤルブルー、アシッドクリーン、ピンク、フューシャなど、鮮やかで幻想的なカラーパレット。プリントは、ブーゲンビリアの花やブルーのミステリアスなアトランティスのマジョリカ陶器をモチーフに、華やかにコレクションを彩った。
スタッズで飾ったレザージャケットや、ラインストーンを散りばめたドレスは、海底にみなぎるエネルギーを湛えたロックなスピリットを表現。プリントを施し、スリットを入れた透明感のあるシフォンが、クラゲのように舞う。流れるようなシルエットのミニドレスは、酸水素炎で成形され七色の光を放つスパンコールで覆われ、虹色のウニを再現した。
マニッシュなテーラードジャケットやセクシーなローゲージニットなども、トレンドセッターを魅了するアイテム。ジュエリーもマジョリカ陶器からインスパイアされたデザインで、ネオンカラーのゴムのヒールがついたアンクルブーツとブーティーと共にエネルギッシュなスタイルを引き立てた。
メンズウェアもブルーとホワイトを主役に、透明感のあるオーガンジーのジャケットやアクティブなバミューダパンツ、プリントを施したスモーキングパジャマパンツなどが登場。フィナーレでは、モデル全員がランウェイに華やかな列を作り、デザイナーのロベルト・カヴァリを出迎えた。