フィロソフィ ディ アルベルタ フェレッティ(PHILOSOPHY DI ALBERTA FERRETTI)の2013年春夏コレクションは、"女性らしさ”をメインコンセプトに、独特なファブリックを用いたランジェリーアイテムで表現。90年代初頭の会員制クラブを思わせる会場でショーが開催された。
ビスチェやジャケットなど、伝統的なアイテムを身に着けたモデルたちは、ユニフォームの着用が必要なクラブやカレッジの一員であることを表現しているという。
デザイナーのアルベルタ・フェレッティは「様々なインスピレーションをミックスすることによりクリエイトした今回のコレクションでは、複数のファブリックがいずれも主役として共演しています。視覚的にも装飾的にも強力なインパクトを与えてくれる、緻密で官能的なラインを描くことにより、シルエットを引き立てるという美的ビジョンが表現されています」と語る。
ビスチェドレスやブラトップ、ショートパンツなど、いずれのアイテムもタイシルクを使用し、艶やかさを醸し出した。レジメンタルストライプやブロケードが、女性らしいシルエットを強調している。
カラーパレットはスリーズ(さくらんぼ)、ラベンダー、ペリウィンクルブルー、アイボリーなど。パステルカラーや、ストライプやドットの楽しげな柄が、セクシーなランジェリースタイルをフレッシュで健康的な雰囲気に仕上げている。現代的で女性らしい柔らかさを持ったデザインが印象的なコレクションだ。