マーベル映画『アベンジャーズ』シリーズの最終章『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開を記念して『エンドゲーム』をより楽しむためのポイントを解説!これまでのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品から、押さえておくべき内容やメインキャラクターの特徴などを紹介していく。
“実はアベンジャーズを観たことない…”というマーベル初心者の人から、“もう一度物語をおさらいしたい!”という人まで、ポイントを掴んで、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を楽しんでみてはいかがだろう。
そもそも「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」とは、マーベル・コミックを原作にしたキャラクター達を“1つの世界”に住まわせたクロスオーバー作品群のことを指す。つまりMCUの中では、作品同士がリンクしあっているので、1つの映画が別の映画と繋がり、更なる発展を遂げていく。
例えば、マーベルの人気キャラクター“スパイダーマン”がMCUで初登場したのは、メインヒーローのひとり“キャプテン・アメリカ”を中心にした物語『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の中。当時は“ちょい役”だった彼が、その後に公開された『スパイダーマン:ホームカミング』で単独の主役を飾っていたりするのだ。
そんなヒーローたちの意外な繋がりやドラマをみることができるMCUの中でも、特に代表格に位置するのが“アベンジャーズ”。MCUの作品は、「フェイズ(段階)」という単位で5~6作品ごとに区切られているのだが、アベンジャーズはその初期段階「フェイズ1」に登場したヒーローたちが集結した壮大な物語としてスタートをきっている。
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本記事ではそんな「アベンジャーズ」シリーズにフォーカスし、『エンドゲーム』までの流れのポイント&重要キャラクターを紹介。さらに「アベンジャーズ」シリーズの間におきた他作品での重要出来事も押さえていく。
まずは物語やキャラクターの解説に入る前に、「アベンジャーズ」の基礎ポイントを紹介!押さえておくべき内容は、以下3つだ。
基礎ポイント
1.アベンジャーズは、特殊能力を持ったマーベルのヒーローたちを集めた“最強チーム”のこと。人類の平和を守るために結成された。
2.物語に存在する組織は主に2つ。国際平和組織“シールド”と、悪の組織である“ヒドラ”。(アベンジャーズの結成を命じたのは“シールド”側)
3.物語のキーとなるのは、強大な力を持つ“インフィニティ・ストーン”。6つのストーンがMCUの中に存在する。
次にアベンジャーズのメインヒーローたちを紹介。彼らは、この後のシリーズも絶えず登場するので、是非その個性溢れるキャラクター象をしっかりと掴んでいってほしい。
アイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.):巨大軍事企業スターク・インダストリーズの社長であり、天才発明家。アフガニスタンでテロ組織に襲われたことで人生が激変。自らが開発したハイスペックなパワードスーツ(通称:アーマー)を纏い、テロリストとの闘いに挑む“アイアンマン”として生きていく道を選ぶ。
スペック:アーマー着用時は、音速飛行が可能。攻撃力にも長けている。
詳細:『アイアンマン』
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス):かつては貧弱な青年だったが、第二次世界大戦中に軍の極秘実験「スーパーソルジャー計画」によって、屈強な超人兵士へと生まれ変わり、“キャプテン・アメリカ”として平和のために戦う。しかし、とある事故で氷漬けとなり冬眠状態に。その後70年ぶりに眠りから覚める。
スペック:片時も離さないシールド(盾)は、世界で一番強い金属でできており、防御力に長けている。ブーメランとして敵を攻撃することも。
詳細:『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
ハルク/ブルース・バナー(マーク・ラファロ):天才科学者のバナーは、実験中の不慮の事故によって、怒りや恐怖心を感じると緑の怪物“ハルク”と変身する体質になってしまう。
スペック:ひとたび、ハルクとなると限界を知らぬ超人的なパワーを持ち、制御不能となる。
詳細:『インクレディブル・ハルク』
ソー(クリス・ヘムズワース):別宇宙にある神の国・アズガルド出身の戦士かつ、雷神。悪戯神のロキという義理の弟がいる。
スペック:ソーにしか操れないハンマー“ムジョルニア”を持っている。雷のパワーを自在に操ることができる。
詳細:『マイティ・ソー』