ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)は、入場無料のジュエリー展示エキシビションを2019年2月23日(土)から3月8日(金)まで、東京・外苑前の京都造形芸術大学 外苑キャンパスにて開催する。
ヴァン クリーフ&アーペルがサポートする“ジュエリーの学校”「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」の実施に伴い、行われるジュエリーエキシビションでは、3つの企画が用意される。会期中は、誰でも無料で稀少なジュエリーを鑑賞することができる。また、数量限定で専門家による解説を掲載したカタログもプレゼントされる予定だ。
「タヴェルニエのダイヤモンドを巡る冒険~ムガル帝国から太陽王へ~」展では、17世紀に活躍した冒険家ジャン=バティスト・タヴェルニエにフォーカス。フランス王国国王ルイ14世に数千ものダイヤモンドを献上した実績を持つジャンだが、彼が見つけた中でも、稀少とされていたのが、20個のダイヤモンドだ。他のダイヤモンドとは明らかに異なる輝きを放つ「比類なき20個のダイヤモンド」は、時間とともに全て行方知らずに。
このダイヤモンドのレプリカが、パリ 国立自然史博物館とレコールの研究調査の結果、誕生。世界でもたった2組しかない、稀少な20石のダイヤモンド(レプリカ)の1セットが展示される。
“二十世紀最後の巨匠”と呼ばれるハルミ・クロソフスカ・ド・ローラは、画家バルテュスを父に持つアーティスト。生き物をモチーフにしたクリエーションを得意とし、謎めいた生物と馴染みのある実在の生物、静かな動物と活発な動物などを組み合わせて、野性味あふれる作品を作成している。
「ハルミ・クロソフスカ・ド・ローラ~《自然の痕跡》」展は、彼女の日本初の大規模展示会。ゴールド、牛の角、ファイアオパール、ダイヤモンド、サファイア、ガーネット、アメジストなどの素材を融合させた、ユニークな作品が並ぶ予定だ。
ジュエリー蒐集家有川一三のコレクションを揃えた「Through the Eyes of a Connoisseur~ある愛好家の目線」も開催。30年以上もの年月をかけて、有川一三が集めた稀少なジュエリーの中から、アールヌーヴォー期のものを厳選して展示する。
優れた宝飾職人が手掛けた美しいコレクションとともに、アールヌーヴォー期の軌跡をたどることができるはずだ。
「タヴェルニエのダイヤモンドを巡る冒険~ムガル帝国から太陽王へ~」
「ハルミ・クロソフスカ・ド・ローラ~《自然の痕跡》」
「Through the Eyes of a Connoisseur~ある愛好家の目線」
開催期間:2019年2月23日(土)~3月8日(金)
場所:京都造形芸術大学 外苑キャンパス
住所:東京都港区北青山1-7-15
【問い合わせ先】
レコール 日本特別講座 事務局
TEL:0120-50-2895(フリーダイヤル)