相原実貴の少女漫画『ホットギミック ガールミーツボーイ』が実写映画化。2019年6月28日(金)に、全国の劇場で公開される。
相原実貴原作の『ホットギミック』は、2000年から小学館ベツコミ(Betsucomi)に掲載された、販売部数累計450万部超の少女漫画。
主人公の女子高生・初(はつみ)と、同じ社宅に住む幼馴染の亮輝(りょうき)、梓(あずさ)、そして兄の凌(しのぐ)。3人の男性との三種三様の恋愛が描かれており、連載が終了した今も、男女の繊細な駆け引きを描写した作品として人気を博している。
主人公の平凡な女子高生・成田初には、アイドルグループ「乃木坂46」の堀未央奈が抜擢された。「乃木坂46」でセンターを務めたこともある次世代エースであり、女性ファッション誌「ar」のレギュラーモデルとしても活躍する彼女が、映画初出演にして初主演に挑む。
主人公と同じマンションに住む幼馴染・橘亮輝を演じるのは、清水尋也。デビュー2年目にして映画『渇き。』で注目を浴びると、『ちはやふる』シリーズ、『3D彼女 リアルガール』と話題作へ立て続けに出演した若手俳優だ。エリート男子高に通う頭脳明晰・容姿端麗な青年ながら、初への想いをうまくぶつけられない繊細な心情をどのように表現するのか注目したい。
もう1人の幼馴染・小田切梓には、『ソロモンの偽証』『響-HIBIKI-』などで俳優として活躍する一方、人気ヴォーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーとしても注目を集める板垣瑞生。人気モデルとして華やかな世界で活躍するものの、過去のある出来事から心に暗い影を潜め、ミステリアスな雰囲気を放つ梓を演じる。
誰にも言えない気持ちを胸に秘め、葛藤しながら生きてきた初の兄・成田凌は、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』『帝一の國』『不能犯』や、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」に出演する間宮祥太朗が演じる。
また、本作で久々の悪役を演じる吉岡里帆や、反町隆史、桜田ひより、上村海成といったキャストも出演し、物語を盛り上げる。
メガホンを取るのは、2015年、日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞を受賞し、メジャーデビュー作『溺れるナイフ』でヒットを記録した山戸結希。映画界期待の新鋭監督が、若者の胸に鮮烈に突き刺ささる青春ストーリーを描き出す。