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ハイダー アッカーマン(HAIDER ACKERMANN)の2016-17年秋冬ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク5日目の2016年3月5日(金)に発表された。
今季ハイダー アッカーマンは、女性たちにエールを届ける。パリのテロ事件以降、抱き続けている恐怖心を拭い去り、強く生きて欲しいとい願う思いを込めた。
ベースとなるのは、パンツルック。ショート丈のジャケットやロングコートに、タイトなボトムスを合わせている。アウターは、肩章つきでミリタリーの雰囲気を纏い、華奢な女の人の体よりも少しだけ大きめに設定。ボトムスは、サイドにビビッドなカラーテープを添えたり、前後で素材を切り変えたりして、プレイフルに仕上げた。
デコレーションでは、ハピネスな要素を詰め込んで。ジャカード生地にはラメを散りばめ煌びやかに。ブラウスの袖口やオールインワンのサイドには、フリルをたっぷりあしらって動きをつけて。さらに、ベロアやコーデュロイには、フレッシュなピンクやグリーンをのせて、幸福感で満たしていく。
一方で、セクシーな魅力も今季のキーワード。ハイウエストパンツには、コルセットとジャケットをタックインして、肌を露出。スリット入りスカートにみえるものは、実はタイトスカートに大きな穴をあけたもの。そこから大胆に足を出して、刺激的な着こなしを提案。数シーズン登場していなかった、ピンヒールブーツも揃い、足元からもセンシュアルなムードを放っている。
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