「007」シリーズ第24作目『スペクター』が、2015年12月4日(金)に公開。TOHOシネマズ日劇ほか全国で上映される。
ジェームズ・ボンド役を務めるのは、シリーズ4作目の出演となるダニエル・クレイグ。ボンドガール役にはレア・セドゥとモニカ・ベルッチの二人、そして敵役オーベルハウザーにクリストフ・ヴァルツが抜擢された。
監督は、世界的大ヒットを収めた前作『スカイフォール』に引き続きサム・メンデス。他にミス・マネーペニー役にナオミ・ハリス、Q役のベン・ウィショー、M役のレイフ・ファインズ、その他アンドリュー・スコット、デビッド・バウティスタ、ロリー・キニアらがキャスティングされている。
ダニエル・クレイグの衣装を務めたのは、今回で連続3度目となるトム・フォード。コスチューム担当のジェニー・テミムと共同で、イブニングウェア、 スーツ、 シャツ、アクセサリー、そしてキャラクターにあったアイウェアをデザインした。そして主題歌はサム・スミスの”Writing’s On The Wall”に決定。
また、ボンドガールの1人 マドレーヌ・スワン役、レア・セドゥのインタビュー映像が公開された。撮影中のエピソードや、過去のボンドガールについて話している。
マドレーヌ・スワン役 レア・セドゥ インタビュー映像
そして今回、ボンドのミッションを陰で支える同僚のマネーペニー役として、活躍したナオミ・ハリス(Naomie Harris)に007シリーズへの出演や、衣装に関してコメントをもらった。彼女が演じるマネーペニーは、前作『スカイフォール』から登場した新キャラクターだ。単なるアシスタントではなく、ボンドと組織をつなぐパイプ役を担い、彼が頼れる数少ない人物の一人。
■本シリーズの出演に関して
「実際にこの映画に関わると言ったら、本当に様々な方面からすごいと言われて、怖くなってしまいました。セットに入った時も、これはボンド映画なんだという皆さんの高揚感がとても伝わってきた感じは、今でも覚えています。今までいろんな映画に出ていますが、実際に撮影が始まると、他の撮影現場と全く同じどころか、サム・メンデス監督が私たちをとてもリラックスさせてくれて、自由にできるような、安心感というものを現場の雰囲気に与えてくれました。それによって、私はキャラクターになることに集中することができました」とコメントした。
■007シリーズで注目される劇中の衣装に関して
本作でマネーペニーは、ブルーやレッド、グレーなどを使用したワントーンのカラーコーディネートで登場。知的で、洗練された雰囲気が印象的だった。それに関して彼女は「一つの大きな企業の中で、堅い仕事をしているように見えるマネーペニーですが、彼女のもっている“遊び心”がとても洋服の色に現れていると思います。衣装によって、彼女のキャラクターがより顔を出せたと思いました」と語った。
なお劇中のボンドが着用するオメガ(OMEGA)のモデル「SEAMASTER 300 ≪SPECTRE≫LIMITED EDITION」がボンド映画史上初めて、限定モデルとして発売される。さらに上映に際し、グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)が関連アイテムも製作。ジェームズ・ボンドにインスパイアされた「ジェームズ・ボンド」コレクションと題し、ネイビー×ブラックにカラーリングされたトラベルケースとレザーアイテムを展開する。
【映画情報】
「007」シリーズ第24作『スペクター(原題)/SPECTRE』
日本公開日:2015年12月4日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督:サム・メンデス
出演:ダニエル・クレイグ、レア・セドゥ、モニカ・ベルッチ、クリストフ・ヴァルツ、ナオミ・ハリス、ベン・ウィショー、レイフ・ファインズ、アンドリュー・スコット、デビッド・バウティスタ、ロリー・キニアほか
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