越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)(Museum on Echigo-Tsumari)は、新潟・十日町にある美術館。2003年に十日町ステージ 「越後妻有交流館・キナーレ」として誕生し、2012年に越後妻有里山現代美術館[キナーレ]として生まれ変わった後、2021年に再び改修され「越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)」としてリニューアルオープンした。越後妻有で3年ごとに開催されている「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の拠点であり、現代アートの常設展示、特別企画展を開催している。
設計を手がけたのは、建築家・原広司。十日町の名称のもととなった節季市をイメージした設計を採用。豪雪地では珍しい半屋外の回廊をもつ、コンクリート打ちっぱなしとガラスが特徴的な建物で、内部空間に「建物の中の建物」を配置した“入れ子構造”も特徴的だ。