展覧会「笠間日動美術館 珠玉のコレクション 近代西洋美術の巨匠たち —モネ、ルノワールからゴッホ、ピカソまで」が、東広島市立美術館にて2023年2月14日(火)から3月26日(日)まで開催される。
19世紀から20世紀にかけて、ヨーロッパの作家たちは新しい表現を模索し、生み出していった。クロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールによる印象派や、燃えるような色彩と力強い筆致の画風を確立したフィンセント・ファン・ゴッホ、パリに世界中から集まった藤田嗣治やマルク・シャガールら“エコール・ド・パリ”の画家たち、そして20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソはその象徴的な作家といえる。
展覧会「近代西洋美術の巨匠たち」では、フランス美術コレクションを常設展示する“フランス館”などの施設を擁する、茨城県笠間市の笠間日動美術館によるコレクションの中から、ファン・ゴッホの《サン=レミの道》や、ルノワールの《泉のそばの少女》、ポール・セザンヌの《聖アントニウスの誘惑》などを展示。近代西洋美術の巨匠たちによる珠玉の作品約70点を紹介する。
また、本展では江戸時代に近江の大津(現在の滋賀県大津市)周辺で旅人の土産用に売られた民衆絵画「大津絵」の展示も行われる。
ここでは、笠間日動日動美術館が所蔵する大津絵の逸品《鬼の念仏》や《藤娘》を紹介。東広島市立美術館所蔵の、大津絵などの日本文化に関心を寄せていたことで知られるスペインの画家ジョアン・ミロの版画を交えて取り上げる。
笠間日動美術館 珠玉のコレクション 近代西洋美術の巨匠たち —モネ、ルノワールからゴッホ、ピカソまで
会期:2023年2月14日(火)~3月26日(日)
休館日:月曜日
時間:9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
※ただし2月14日(火)は10:00開館、2月24日(金)・3月24日(金)は19:00まで開館
会場:東広島市立美術館 3階展示室、2階展示室
住所:広島県東広島市西条栄町9-1
前売券販売所:セブンチケット(セブンコード:098-511)
※販売期間:2022年12月17日(土)~2023年2月13日(月)/東広島市立美術館での販売は休館日を除く
観覧料:
・前売券 一般 960円、大学生 640円
・当日券 一般 1,200円、大学生 800円、高校生以下無料
※当日券に限り20名以上の団体2割引、高校生以下のこどもを同伴する保護者(2名まで)は3割引(要割引引換券/他の割引券と併用不可)
※学生料金は学生証の提示が必要
※後期高齢者医療被保険者証・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付対象者は提示により、観覧無料。
【問い合わせ先】
東広島市立美術館
TEL:082‐430-7117