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洋画家・櫻田精一の展覧会が千葉・流山で - 詩情豊かな風景画約60点を展示、その画業をたどる

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展覧会「櫻田精一展 ~気韻生動 刻の流れをみつめて~」が、千葉・流山の森の美術館にて、2023年5月28日(日)まで開催される。

14年ぶり、洋画家・櫻田精一の展覧会

櫻田精一 《冬の修道院》 1978年 [通期展示]
櫻田精一 《冬の修道院》 1978年 [通期展示]

日本やヨーロッパの風景を詩情豊かに描いた洋画家、櫻田精一(さくらだ せいいち)。展覧会「櫻田精一展 ~気韻生動 刻の流れをみつめて~」は、2009年に千葉市美術館で開催された展覧会以来、14年ぶりとなる櫻田精一展だ。

1910年熊本に生まれた櫻田は、幼年期から青年期までを実父の勤務地であった韓国で過ごした。日本美術学校西洋画科の卒業後に韓国へ戻ると、公募展「朝鮮美術展覧会」で高い評価を獲得し、画家としてデビュー。1939年には、本格的に画業に専念するべく日本に帰国し、洋画家・小絲源太郎に学びつつ独自の画風を確立していった。

1944年、櫻田は千葉の野田に疎開しており、そのゆかりから同地に居を構え、1999年にこの世を去るまで半世紀以上の年月を過ごしている。その間、1957〜58年にかけて渡欧するほか、後輩育成にも尽力するなど、地域の芸術文化振興にも大きく貢献した。

本展では、歴史や文化、自然を穏やかに見つめつつ、趣き深い色彩で作品を描いてきた櫻田精一の画業を紹介。野田を描いた初期から、渡欧後に鳩をモチ ーフに描いた中期、そして古都・奈良やベルギーのブルージュを描いた晩年まで、約60点の作品からその変遷をたどってゆく。

展覧会概要

展覧会「櫻田精一展 ~気韻生動 刻の流れをみつめて~」
会期:2023年1月11日(水)~5月28日(日)
[前期 1月11日(水)~3月19日(日) / 後期 3月22日(水)~5月28日(日)]
会場:森の美術館
住所:千葉県流山市大字大畔315
開館時間:10:00~16:00(入館は15:30まで)
休館日:月・火曜日(5月1日(月)・2日(火)・15日(月)・16日(火)は開館)
観覧料:大人 600円、中学・高校生 300円、小学生以下 無料
※事前予約制
※開催内容は変更となる場合あり(詳細については美術館ホームページを確認のこと)

【問い合わせ先】
森の美術館
TEL:04-7136-2207

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洋画家・櫻田精一の展覧会が千葉・流山で - 詩情豊かな風景画約60点を展示、その画業をたどる|写真1

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