長野県立美術館では、NAMコレクション展特集展示「信濃デッサン館コレクション」を、2023年1月19日(木)から3月14日(火)まで開催する。
信濃デッサン館は、1979年、長野県上田市に開館した開館した美術館だ。関根正二や野田英夫、村山槐多など日本近現代作家による素描を中心に、良質な作品を所蔵していたものの、2018年に無期限休館となり、そのコレクションの一部が長野県立美術県へと寄贈、売却された。その後、2020年に「KAITA EPITAPH 残照館」へと改称し、再開館している。
長野県立美術館の所蔵作品を紹介するNAMコレクション展では、「信濃デッサン館コレクション」を特集展示。信濃デッサン館から新たに収蔵された390点の絵画や素描、彫刻から構成される同コレクションから、選りすぐりの約110点を紹介する。
本特集では、関根正二や野田英夫をはじめとする夭折画家の作品を紹介。なかでも、大正時代を代表する夭折画家・村山槐多の作品は、信濃デッサン館を代表するものとして知られており、会場では《尿する裸僧》をはじめとする19点を目にすることができる。
NAMコレクション展特集展示「信濃デッサン館コレクション」
会期:2023年1月19日(木)〜3月14日(火)
会場:長野県立美術館 コレクション展示室
住所:長野県長野市箱清水1-4-4
開館時間:9:00〜17:00(展示室への入場は16:30まで)
休館日:水曜日
観覧料:一般 700年(600円)、大学生・75歳以上 500円(400円)、高校生以下・18歳未満 無料
※本館・東山魁夷館共通
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をの所持者および付添者1名は無料
■出品作家
靉光、石井鶴三、井手則雄、 瑛九 、小熊秀雄、国吉康雄、古茂田守介、関根正二、鶴岡政男、戸張孤雁、中原悌二郎、野田英夫、野見山暁治、広幡憲、松本竣介、村山槐多、保田龍門、山崎省三、山本豊市、吉岡憲
【問い合わせ先】
TEL:050-5542-8600 (ハローダイヤル)