■ミスモ

2014-15年秋冬シーズンからワーキングユニット・ジャパンで新たに取り扱いを始める「ミスモ」。ブランドの核心にあるのは、「現代のラグジュアリー・ファッションブランドには再現することが難しい、エレガンスとロマンスの神髄がある」というデザイナーの想いだ。

ミスモは2003年、もっと創造性に満ちたナイロン製のブリーフケースとトラベルバッグが作れるのではないか、というアダム・バッハとリッケ・オーバーガールド夫妻のシンプルなアイデアからスタートし、デンマーク屈指のメンズ・ラグジュアリー・バッグ、そしてアクセサリー・レーベルへと発展。市場経済学とメンズ・テーラーリングというバッググラウンドを持つアダムとリッケは、2006年に発表したファースト・コレクションから今日に至るまで、ファッションの伝統的な道筋に沿ってではなく、彼らふたりが共有するクリアなビジョンに基づき、ブランドを育ててきた。

自分たちの持っている記憶や経験をデザインに落とし込むという独自性が、ミスモのユニークなエレガンスを表現する能力の基盤ともなっている。最高品質のイタリア製生地を使い、トルコで生産することで、これらの大陸的要素が美しく融合し、チャーミングさとエレガントさを兼ね備えたミスモ独自の世界観を創り上げている。

触れた時に感じる素材のクオリティ、そして美学と機能性の間で生まれる相乗効果。デンマークらしい凛としたミニマルなデザイン、そして伝統的クラフツマンシップに重きをおくミスモのプロダクトは、シンプルで洗練された最高品質の素材だけを厳選し、細部まで細心の注意を払って多用途性、耐久性、機能性におけるすべてのバランスが調和するようにデザインされている。洗練されたクラシックデザイン、それがデンマークのミスモだ。

2014-15年秋冬コレクションとして「M/Sファブリック」「リンクル」「フルグレインレ ザー」「スカジェラック」といった4つのコレクションを発表。アーバンライフスタイルに伴うデザイン性、多用途性、耐久性に向き合い、ミスモは、オンからオフまでパーソナルスタイルにマッチするようなバッグを提案し続けている。

■マリー・ターナー

ハリウッドセレブやファッショニスタ御用達のマリー・ターナーは、ロサンゼルスを拠点とするハンドバッグとアクセサリーのブランド。タイムレスで一過性のブームに流されないクラシックなスタイルは、日常の生活の中に“美”を見出す精神から生まれている。

紙袋、封筒、折り畳まれた紙、自然の色。ブランドの本質は、実用的なモノが持つ美しさを発見することにある。品質と個性に重きをおくマリー・ターナーの全てのコレクションは、南カリフォルニアの熟練職人によりひとつひとつ仕上げられるものだ。

■ピジャマ

ファッションデザイナーであるモニカ・バティステッラと建築家のセルジオ・ゴッビによって、2006年に誕生。彼らはミラノのかつてのファッションエリアで処分された生地の山を発見した時、きっとこれらに新たな命を吹き込めるはずと考え、コンピューターやiPodを保護するためのソフトケースを作るというアイデアを思いついた。今ではタブレットやスマートフォン用のケース、バックパック、トートバッグ、ジップ付きのポーチやスリッパまで幅広く展開している。

全ての商品がネオプレンとファブリックとで作られており、テキスタイルはタータンウールからコットンプリントまで、幅広く選ばれている。デザインから生産まで100%イタリア製。商品はミラノ周辺で製造されている。2014年春夏も、バグズ(昆虫)のポスターやカラフルなトライバル柄、タオル地、メンズのシャツ生地など、バリエーション豊富な生地の新作アイテムが登場している。

■ミーシャ

ミーシャは日本の着物や帯に魅せられたミシェル・ライ(Michelle Lai)によって2004年に香港で立ち上げられた、レディスバッグや小物のブランド。

2014年春夏より日本に上陸。“グローバルノマド”なライフスタイルの女性をターゲットとしており、ミーシャのトラベルシリーズはシックでアイコニックなデザインと機能性を両備している。彼女の代表作、トラベルシリーズの象徴である六角形モノグラムは、日本の伝統的な六角紋様と1960年代のインテリアデザインがインスピレーション源だ。

2014年春夏の新作として、デザイナーが世界各国の旅で出会ったヴィヴィッドな新しい2つのカラーと2つのスタイルが発表されている。インドのヒンズー教の祭典で見かけた神聖なネオンピンクのパウダーからインスパイアされた「ホーリーピンク(Holi Pink)」や、ギリシャの島々の家の屋根と魅惑的なエーゲ海のブルーを表現した「エーゲ(Aegean Sea)」など鮮やかなカラーが今季の特徴だ。

■レインズ

ヨーロッパのファッション業界に新たな風を吹き込んでいる、デンマーク発のレインウェアブランド。日常のワードローブに自然と溶け込む北欧らしい美しいフォルムと、レインウェアとしての機能を両立させたレインズは、2012年のブランド発足後すぐにパリの老舗セレクトショップ、コレット(Colette)やメルシー(Merci)、 ロンドンのYMCなどで取扱いがはじまり、ヨーロッパのレインウェアファッションに新たなムーブメントを巻き起こした。

レインウェアは、高い機能性を持ちながら、ミニマルで洗練された美しいフォルムで都会的に仕上げたデザインが特徴。素材は、軽く、なめらかな質感のポリウレタンを使用している。これまでの「便利で実用的なアイテム」でしかないレインウェアのイメージを一新した、モードなイメージビジュアルにも注目だ。

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ワーキングユニット・ジャパンは、合同展示会「rooms28」(2014年2月18日～20日)と自社展示会(東京／2月25日、26日 大阪／2月28日)に、これら7ブランドを含め、取り扱いのある全ブランドを出展する。同社が世界中から選りすぐった、普遍性とオーセンティックな魅力にあふれたブランドの数々は多くの来場者の関心を得るに違いない。

【問い合わせ先】
ワーキングユニット・ジャパン
TEL：03-6820-8435