展覧会「さくらももこ展」が、2022年11月12日(土)から12月25日(日)まで、香川県・高松市美術館で開催される。
さくらももこはまんが家としてのみならず、エッセイスト、作詞家、脚本家など、いくつもの顔を持ったアーティスト。自身の少女時代をモデルとした代表作の『ちびまる子ちゃん』や、エッセイ『もものかんづめ』などで知られている。
「さくらももこ展」は、そんな稀代のアーティスト・さくらももこの代表作の数々を約300点の直筆原稿やカラー原画とともにこれまでにないボリュームで紹介する展覧会だ。“描く”ことと“書く”ことを楽しみつくし多忙を極める一方、季節のうつろいや小さな日常をこよなく愛したさくらももこの魅力をあますことなく届ける。
展覧会は、全7章で構成される。序章「さくらももこができるまで」では、少女時代の私物や当時の情景を描いたイラストと共にまんが家デビューまでの時間を辿り、第1章「ももことちびまる子ちゃん」では、さくらももこの代表作『ちびまる子ちゃん』にフォーカス。続く第2章「ももこのエッセイ」では、『もものかんづめ』など巧みなことば使いで綴られる“爆笑必至”のエッセイを紹介し、第3章「ももこのまいにち」では、さくらももこの息子のことや清水のことなど彼女が大切にした日常を探る。
また、第4章「ももこのナンセンス・ワールド」では、さくらももこの発想の原点ともいわれる『神のちから』と『神のちからっ子新聞』を取り上げ、第5章「ももことコジコジ」では、さくらももこのふとした落書きから誕生した、正体不明の宇宙の子“コジコジ”にフィーチャー。そして終章「アトリエより」では、まる子とコジコジの冒険を描いた『まるコジ』の名場面と、ひとつひとつ丁寧に描かれた小さなイラストたちを紹介し、展示を締めくくる。
さくらももこ展
開催期間:2022年11月12日(土)~12月25日(日)
※毎週月曜日は休館。
開館時間:9:30~17:00
※入室は閉館30分前まで、金曜日・土曜日は19:00閉館。
会場:高松市美術館 2階展示室
住所:香川県高松市紺屋町10-4
料金:一般1,000円(800円)/大学生500円(400円)/高校生以下 無料
※( )内は前売、団体割引等割引料金。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者(または障害者手帳アプリ「ミライロID」提示)は入場無料。
※前売券は、2022年9月30日(金)から高松市美術館1階、高松市役所生協、ゆめタウン高松サービスカウンター、宮脇書店本店及び南本店にて11月11日(金)まで販売。
※開催内容の変更や入場制限等を行う場合がある。来場前に公式サイトにて展覧会情報を要確認。
【問い合わせ先】
高松市美術館
TEL:087-823-1711