ファーファー(fur fur)が2010-2010A/Wシーズンのコレクションを発表した。今シーズンは教会の建築模型からインスピレーションを受け、厳格な儀式のようなイメージをつくりあげた。アンティークのロザリオやシャンデリアはシーズンを象徴的に表している。
「木の無垢な感じや神聖な雰囲気をコレクションで表現したいと思いました」と語るデザイナーの古橋彩氏。神聖なセレモニーや禁欲的な雰囲気を意識してアイテムに落とし込んでいった。今回のコレクションで登場した3体のウエディングドレスは、クリオマリアージュとのコラボレーションにより生まれたファーファーの提案するウエディングドレス。
カラーは神聖な教会に相応しく、白、黒、キナリ(黄色がかった白)がベース。ファーファー独特の素材感の生地に、フリルなどを施し、シューズにははきくずしたブーツやスニーカーの組み合わせ。メイクも印象的で、粉砂糖をふりかけたようなルック、モデルの顔や手などにはシュガークラフトをあしらった。