ポーラ(POLA)が東京・銀座に展開するポーラ ミュージアム アネックスでは、野口哲哉の展覧会「this is not a samurai」を、2022年7月29日(金)から9月11日(日)まで開催する。
野口哲哉は、鎧兜をモチーフとした作品を手がけ、人間の内面性や多様性を問いかけている美術作家だ。その作品は、鎧武者に限らず人間がだれしも持つ暴力性や生々しさ、現代人ばかりでなくどの時代の人間も持つ優しさや美しさを、心地よい緊張感と静かなユーモアを交えつつ提示するものである。
野口の作品には、樹脂や化学繊維など、現代的な素材が使用されている。そこには、鉄や漆などの素材、あるいは鎧兜というモチーフに付きまとう、「こうあるべき」という固定的な考え方に対する、野口独自のアイロニカルな視点を見てとることができる。
展覧会「this is not a samurai」では、《WOODEN HORSE》や《21st Century Light Series ~The Tap~》など、立体や平面などの代表作約40点に加えて、本展のために制作された新作も紹介する。
野口哲哉「this is not a samurai」
会期:2022年7月29日(金)〜9月11日(日) 会期中無休
会場:ポーラ ミュージアム アネックス
住所:東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階
開館時間:11:00〜19:00(入場は18:30まで)
入場料:無料
※内容は変更となる場合あり(最新情報についてはギャラリーホームページを最新の確認のこと)
【問い合わせ先】
ポーラ ミュージアム アネックス
TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)