ミナ ペルホネン(minä perhonen)の創作に迫る企画展「ミナ ペルホネン／皆川明 つづく」が、青森県立美術館にて、2022年7月16日(土)から10月2日(日)まで開催される。

ミナ ペルホネンの「つづく」ものづくり

デザイナーの皆川明によって、1995年に立ち上げられたブランド、ミナ ペルホネン。流行に左右されず、長年着用できる「特別な日常服」をコンセプトとするミナ ペルホネンは、日本各地の生産地と深い関係を紡ぎつつ、オリジナルの生地による独自のものづくりを続けてきた。青森県立美術館のスタッフユニフォームも、ミナ ペルホネンが手がけたものだ。

ファッションからスタートしたミナ ペルホネンの活動は、インテリアや食器などの生活全般へと徐々に広がり、現在ではデザインの領域にとどまらない展開を見せている。その過去最大規模の展覧会となる「ミナ ペルホネン／皆川明 つづく」では、プロダクトばかりでなく、創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料もあわせて展示し、ミナ ペルホネンの創作の全貌を紹介。ミナ ペルホネンの思想やものづくりにかける想いに迫る。

会場では、生地や衣服、インテリア、食器などのプロダクトから、デザインの原画、映像、印刷物、皆川明の挿絵まで、多岐にわたるミナ ペルホネンの創作物を紹介。また、現代美術家・藤井光がミナ ペルホネンの世界を撮り下ろした映像作品を上映するほか、美術館前広場では皆川のデザインによる屋外作品を初公開する。

東京会場の様子はこちらへ。

展覧会概要

企画展「ミナ ペルホネン／皆川明 つづく」
会期：2022年7月16日(土)〜10月2日(日)
会場：青森県立美術館
住所：青森県青森市安田字近野185
開館時間：9:30〜17:00
※7月23日(土)、8月27日(土)、9月10日(土)、24日(土)は20:00まで開館
※いずれも入館は閉館30分前まで
休館日：7月25日(月)、8月8日(月)・22日(月)、9月12日(月)・26日(月)
観覧料：一般 1,500円(1,300円)、高大生 1,000円(800円)、小中学生以下 無料
※( )内は前売およびウェブチケット料金
※ウェブチケット購入時にはシステム利用料など別途165円が必要
※前売券は、6月16日(木)から7月15日(金)まで、ローソンチケット(Lコード 21564)および青森県立美術館1F受付にて販売(美術館1F受付での前売券販売は現金のみ対応)
※障がい者手帳の所持者および付添者1名は無料
※本展の予定や内容は変更となる場合あり(来館時には、美術館ホームページや展覧会特設サイトなどを確認のこと)

【問い合わせ先】
青森県立美術館
TEL：017-783-3000