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特集展示「タイルとおおさか」大阪歴史博物館で - 多様なタイルを通じて大阪の建築を紹介

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大阪歴史博物館では、特集展示「タイルとおおさか─日本における「タイル」名称統一100周年─」を、2022年4月20日(水)から6月27日(月)まで開催する。

タイルに着目して大阪の建築を紹介

岡田信一郎案「大阪市公会堂新築設計図 第九号 透視図」1912年(明治45/大正元) 大阪市蔵[展示期間:4月20日(水)~5月23日(月)]
岡田信一郎案「大阪市公会堂新築設計図 第九号 透視図」1912年(明治45/大正元) 大阪市蔵[展示期間:4月20日(水)~5月23日(月)]

特集展示「タイルとおおさか─日本における「タイル」名称統一100周年─」では、さまざまなタイルを通じて、都市・大阪の建築を紹介する。

美章園温泉モザイクタイル 昭和時代 大阪歴史博物館蔵
美章園温泉モザイクタイル 昭和時代 大阪歴史博物館蔵

タイルが日本で本格的に使用されるようになったのは、明治期から大正期にかけてのこと。当時、その呼び名は「敷瓦(しきがわら)」「化粧煉瓦(けしょうれんが)」「貼付煉瓦(はりつけれんが)」とさまざまであった。そこで1922年(大正11)、名称が「タイル」へと統一、タイル生産の工業化と普及も進んでゆくことに。そして大阪では、鉄筋コンクリート建築の広まりや衛生意識の向上とともに、内外装材としてタイルが広く使用されるようになったのだった。

宇治電ビルディング神像テラコッタ 1937年(昭和12) 大阪歴史博物館蔵
宇治電ビルディング神像テラコッタ 1937年(昭和12) 大阪歴史博物館蔵

本展では、関西電力の前身のひとつ「宇治川電気」本社屋外壁に飾られていたレリーフ像の一部や、戦前の大阪を代表する銭湯のひとつ「美章園(びしょうえん)温泉」に使われていた色鮮やかなモザイクタイルのほか、大阪市公会堂の設計競技案のうち第1席となった岡田信一郎による透視図など、タイルにまつわる資料を約50点展示する。

展覧会概要

特集展示「タイルとおおさか─日本における「タイル」名称統一100周年─」
会期:2022年4月20日(水)~6月27日(月)
会場:大阪歴史博物館 8階 特集展示室
住所:大阪府大阪市中央区大手前4-1-32
開館時間:9:30~17:00
※4月29日(金・祝)、5月6日(金)・13日(金)・20日(金)・27日(金)、6月3日(金)は20:00まで
※入館は閉館30分前まで
休館日:火曜日(5月3日(火・祝)・6日(金)は開館)
観覧料:大人 600円(540円)、高校生・大学生 400円(360円)
※常設展示観覧料で観覧可
※( )内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下・大阪市内在住の65歳以上(要証明証提示)、障がい者手帳などの所持者(介護者1名を含む)は無料

【問い合わせ先】
大阪歴史博物館
TEL:06-6946-5728

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