茨城の水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される企画展「中﨑透 フィクション・トラベラー」は、水戸を拠点に活動する美術家・中﨑透による美術館初の大規模個展。中﨑が近年展開している、インタビューに基づく物語的なインスタレーションに着目し、中﨑にゆかりの深い水戸と水戸芸術館を読み解く最新作を発表するとともに、代表作をはじめとするこれまでの作品もあわせて展示する。
「中﨑透 フィクション・トラベラー」
会期:2022年11月5日(土)〜2023年1月29日(日)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー (茨城県水戸市五軒町1-6-8)
茨城県近代美術館で開催される企画展「戦後日本版画の展開─照沼コレクションを中心に」では、戦後の国際美術展でいち早く評価された日本の戦後美術の展開を紹介。駒井哲郎や浜田知明、棟方志功、加納光於、李禹煥など、77作家による約200点の作品を展示する。
「戦後日本版画の展開─照沼コレクションを中心に」
会期:2022年12月24日(土)〜2023年2月5日(日)
会場:茨城県近代美術館 (茨城県水戸市千波町東久保666-1)
群馬のアーツ前橋で開催される展覧会「潜在景色」では、不可視な対象を捉えるという写真の力に着目。石塚元太良、片山真理、下道基行、鈴木のぞみ、西野壮平、そして村越としやの6人が、前橋をはじめとする群馬全域、さらに広範にわたる地域をそれぞれの視点で捉えた作品を、最新作を含めて紹介する。
「潜在景色」
会期:2022年11月19日(土)〜2023年3月5日(日)
会場:アーツ前橋 (群馬県前橋市千代田町5-1-16)
栃木県立美術館では、企画展「開館50周年記念 印象派との出会い─フランス絵画の100年 ひろしま美術館コレクション」を開催。国内有数のフランス近代美術コレクションを誇るひろしま美術館の所蔵作品から、クロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールなどのなどの印象派を筆頭に、ポール・セザンヌといったポスト印象派、レオナール・フジタなどエコール・ド・パリの画家、そして黒田清輝など洋画家の作品を紹介する。
「開館50周年記念 印象派との出会い─フランス絵画の100年 ひろしま美術館コレクション」
会期:2022年10月22日(土)〜12月25日(日)
会場:栃木県立美術館 (栃木県宇都宮市桜4-2-7)