A24が北米配給を担当する“羊ホラー映画”『LAMB/ラム』が、2022年9月23日(金・祝)に全国公開される。
アリ・アスター監督の『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』や、2021年7月公開の『ライトハウス』など、数々の話題ホラー/スリラー作品を生み出してきた映画製作会社・A24。
そんな気鋭のA24が贈る新たなホラー作品『LAMB/ラム』は、羊から産まれた“羊ではない何か”を羊飼いの夫婦が育てていくネイチャースリラー。壮大な自然が広がるアイスランドの田舎を舞台に、今までにない異色のホラーが紡がれる。
物語の主人公は、アイスランドの人里離れた田舎でひっそりと暮らす、羊飼いの夫婦。彼らの羊小屋で生まれた“羊ではない何か”を夫婦は大事に育てていく。妻・マリアは子守唄を歌ってその“何か”をあやすが、羊舎にいる他の羊たちはどこか不安な様子を見せるのだった。
〈映画『LAMB/ラム』あらすじ〉
山間に住む羊飼いの夫婦イングヴァルとマリア。ある日、二人が羊の出産に立ち会うと、羊ではない何かが産まれてくる。子供を亡くしていた二人は、"アダ"と名付けその存在を育てることにする。奇跡がもたらした"アダ"との家族生活は大きな幸せをもたらすのだが、やがて彼らを破滅へと導いていく—。
監督・脚本を手掛けたのは、アイスランド出身の監督で、本作が初の長編デビュー作となるヴァルディミール・ヨハンソン。『ニーチェの馬』のタル・ベーラ監督が指揮するフィルムファクトリー出身で、過去には、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などの特殊効果も担当している。
また、アイスランドの作家・詩人として知られ、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の歌劇脚本や『ライトハウス』のロバート・エガース監督最新作「The Northman(原題)」でも脚本を手掛けるショーンが、ヨハンソンと共に共同脚本を執筆した。
主演は、『プロメテウス』、『ミレニアム』シリーズで知られ、映画『マヤの秘密』にも主人公として出演しているノオミ・ラパス。ノオミ・ラパスは、製作総指揮も務める。
尚、『LAMB/ラム』は第74回カンヌ国際映画祭ある視点部門「Prize of Originality」を受賞した他、数々の海外映画祭で受賞、ノミネーションを果たすなど高い評価を受けた。また、アカデミー賞国際長編部門アイスランド代表作品にも選出された。
【詳細】
『LAMB/ラム』
公開日:2022年9月23日(金・祝) 新宿ピカデリーほか全国公開
監督:ヴァルディミール・ヨハンソン
脚本:ショーン、ヴァルディミール・ヨハンソン
製作:フレン・クリスティンスドティア、サラ・ナシム
出演:ノオミ・ラパス、ヒルミル・スナイル・グズナソン、ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン
字幕翻訳:北村広子
配給: クロックワークス
北米配給:A24
2021年/アイスランド・スウェーデン・ポーランド/カラー/シネスコ/アイスランド語/原題:LAMB/106 分/R15+
■ムビチケカード
発売日:6月10日(金)~
発売場所:上映劇場
※「母なる自然の優しい風合い『LAMB/ラム』墨絵風てぬぐい」特典付き