やまと(YAMATO)が手掛けるメンズきものテーラー「Y. & SONS(ワイ&サンズ)」から、2021年春夏コレクションの新作きものなどが登場。2021年4月2日(金)からY. & SONS店舗などにて発売される。
2021年春夏シーズンは、新潟県の「片貝木綿」のきものや「小千谷縮」に加え、新たに「片貝絞り」という絞り生地のゆかたを展開。太さの異なる3種類の経糸を使用した「片貝木綿」をベースに、絞るためにカタン糸を織り込んだ素材だ。暑い時期でも肌に張り付かず、肌寒い時期には空気を含んで暖かく着ることができる。薄いグレーの色彩が上品さを演出する。
また、ゆかた生地を使用したオリジナルのオープンカラーシャツも継続して展開。鮮やかな絞りの模様や、「浜松注染」の矢羽柄シャツなどが揃う。同時に、徳島県の「阿波しじら織」や「片貝木綿」で仕立てたパンツも新登場。5月以降に販売される予定だ。
Y. & SONSでは定番の、洋装に和装の羽織を取り入れたスタイルも提案。コモリの定番ジャケットやパンツに用いられている「120's」ウールトロピカル生地で仕立てた羽織は、ドレープ感が美しい1着。軽く爽やかな着心地も魅力だ。
さらに、オーラリー(AURALEE)とのダブルネームのきものも登場。ミリタリーやカジュアルウェアによく用いられるリップストップ地が採用されている。
あえてエジプト超長綿のフィンクスコットンの、色の異なる経糸・緯糸を使用し、シャンブレーの奥行きのある色味を引き出した。仕上げに生地をもみこむ加工を施すことで、ハリがありつつも柔らかな風合いに仕上げている。カラーはブラック、グレーの2色を展開する。
きものに加え、オーラリーとタッグを組んだコットンリネンの羽織りも用意。部分的にからみ織を組み込むことで、独特な表情の柄に仕上げた。透け感のある風合いと、優しい肌触りが特徴的で、さらりと着やすい。
この他、ストライプ生地を用いたグラフペーパー(Graphpaper)のきものや、ノルウェージャン レイン(Norwegian Rain)のデザイナーであるティー・マイケル(T-MICHAEL)とコラボレーションした「T-KIMONO」の新作きもの、アエタ(Aeta)のかごバッグ、キジマタカユキ(KIJIMA TAKAYUKI)のハットなども登場する。
【詳細】
Y. & SONS 2021年春夏コレクション
発売日:2021年4月2日(金)
展開店舗:Y. & SONS店舗、オンラインショップ
価格帯:きもの 58,300円~、ゆかた 47,300円~