バカリズム脚本の映画『地獄の花園』が、2021年5月21日(金)に全国ロードショー。永野芽郁を主演に、OLたちがくり広げる“空前絶後のバトルロワイアル”を描く。
お笑い界での活躍だけでなく、脚本家として、向田邦子賞・ギャラクシー受賞経験をもつバカリズム。同賞を獲得したドラマの映画版『架空OL日記』に続き、バカリズムがオリジナル脚本を手掛けた『地獄の花園』も、同じく“OL”たちを主役にした物語だ。
とはいえ今回は、のほほんとした平和な日常を捉えたストーリーではなく、日本中のOLたちが抗争を繰り広げるという何とも壮大な(?!)バラエティ作品。華やかに見える職場裏で“拳”が飛び交う派閥争いー。そんな地獄のような花園を、Perfume 、サカナクション、星野源の MV を手掛ける関和亮監督が、美しい映像美と共に表現する。
『地獄の花園』の主人公であり、ごくごく普通のOL生活を送る直子を演じるのは、『仮面病棟』『君は月夜に光り輝く』など、話題作への出演が後を絶えない永野芽郁。一人のカリスマヤンキーOLが中途採用されたことをきっかけに、壮絶なバトルロワイヤルへと巻き込まれていくユニークな役柄を演じる。
またそんなOLたちの“仁義なき戦い”に参戦するにあたり、永野自身も本格的なワイヤーアクションを駆使した<肉弾戦アクション>に初挑戦。さらに“自分でも何を言っているのだろう?”と頭を傾けるほど、激しい暴言を吐くシーンも登場するという。
永野芽郁演じる直子の会社に中途採用される蘭役は、幅広い役柄を演じてきた広瀬アリスが務める。カフェめぐりを楽しむなど乙女心を持つ蘭だが、彼女も実はスカジャンがトレードマークの"カリスマヤンキーOL"。これまでに演じてきたコミカルな役ともまた一味違う、新境地に挑む広瀬アリスに期待が高まる。
そして直子の会社の開発部に所属する、通称“悪魔の朱里”と恐れられるOL・安藤朱里役には、モデル・俳優業のみならず劇場版 『美少女戦士セーラームーンEternal』で声優にも挑戦した菜々緒が抜擢。その悪名を轟かせるのに相応しすぎる、度肝を抜くコーンロウと奇抜なメイクが威圧感満載で、会社の一大勢力である安藤一派としてOL達を牛耳っている。
その他、川栄李奈や森三中 大島美幸、松尾諭、丸山智己、勝村政信、遠藤憲一、小池栄子ら個性豊かなキャストも勢揃い。またファーストサマーウイカや、ニッチェ 近藤くみこ と3時のヒロイン かなで、室井滋らは、ひと癖もふた癖もあるOLたちに扮する。
なお『地獄の花園』の主題歌には、目覚ましい活躍が続くLiSAと、B’zのギタリスト・松本孝弘によるサウンドプロデュース(作曲・編曲)「Another Great Day!!」を起用。劇中でOLたちが繰り広げる壮大な物語を力強く盛り上げる。
なお、脚本を手掛けたバカリズムは、当初『地獄の花園』の設定は“女子高生”だったことを告白。もっと非現実的でクレイジーな作品にするため、執筆中にOLへと設定変更を行ったという。『地獄の花園』のスタート秘話は、バカリズムの単独インタビュー内でも紹介。
普通のOL生活を送る直子の職場では、裏で社内の派閥争いをかけOL達は日々喧嘩に明け暮れている。ある日、一人のカリスマヤンキーOL が中途採用されたことをきっかけに、全国のOL達から直子の会社は狙われることに。テッペンをかけた争いから、直子は平穏無事なOLライフを全うすることができるのか!?
作品詳細
映画『地獄の花園』
公開日:2021年5月21日(金)全国ロードショー
脚本:バカリズム(向田邦子賞、ギャラクシー賞受賞)
監督:関和亮(サカナクション「アルクアラウンド」文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞)
出演:永野芽郁、広瀬アリス、菜々緒、川栄李奈、大島美幸、勝村政信、松尾諭、丸山智己、遠藤憲一/小池栄子
主題歌:LiSA「Another Great Day!!」(SACRA MUSIC/Sony Music Labels Inc.) サウンドプロデュース:松本孝弘(B’z)
配給:ワーナー・ブラザース映画