松山ケンイチ主演、映画『BLUE/ブルー』が2021年4月9日(金)に公開される。
映画『BLUE/ブルー』は、『ヒメアノ~ル』『犬猿』など、リアリティ溢れる描写で人間の光と影を表現し続けてきた吉田恵輔による完全オリジナル作品。題材に選ばれたのは、厳しい勝負の世界が待ち構えるボクシング。努力や才能に溢れていてもも、約束された成功なんてない―そんなリングの中で、挑戦者を象徴する”ブルーコーナー”で戦い続ける若者たちを描き出す。
物語をリードするのは、男女4人組。脚本に惚れ込み、2年の歳月をかけて役作りに励んだという主演・松山ケンイチをはじめ、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の東出昌大、『屍人荘の殺人』の柄本時生、『羊の木』の木村文乃。豪華キャストの顔ぶれにも注目だ。
主人公・瓜田役(松山ケンイチ)…誰よりも努力し情熱を注ぐも、才能が無く試合には負け続きの先輩ボクサー。
小川役(東出昌大)…主人公の瓜田と同じジムに所属する後輩。抜群の才能とセンスの持ち主で、チャンピオン目前にいる。瓜田とは固い友情で結ばれているが、実のところ瓜田は小川をライバル視している。
千佳役(木村文乃)…彼らの挑戦を見守るヒロイン。瓜田の初恋の人で、今は小川の婚約者である。
楢崎役(柄本時生)…好きな娘の為に始めたボクシングにのめり込んでいく新人。
ボクシングと四者四様の魅力的なキャラクターを通して描かれるのは、平凡と非凡、憧れと嫉妬、友情と恋、そんな誰もが一度は体験したことのある、複雑な想い。『BLUE/ブルー』の脚本を書きあげるのに8年の構想期間をかけたという渾身の一作は、一体どのような結末へと観客を導くのだろうか。また豪華キャストが熱演した、迫力のボクシングシーンも是非大スクリーンで鑑賞してみてほしい。
誰よりもボクシングを愛する瓜田は、どれだけ努力しても負け続き。一方、ライバルで後輩の小川は抜群の才能とセンスで日本チャンピオン目前、瓜田の幼馴染の千佳とも結婚を控えていた。千佳は瓜田にとって初恋の人であり、この世界へ導いてくれた人。強さも、恋も、瓜田が欲しい物は全部小川に奪われた。それでも瓜田はひたむきに努力し夢へ挑戦し続ける。しかし、ある出来事をきっかけに、瓜田は抱え続けてきた想いを二人の前で吐き出し、彼らの関係が変わり始めるー。
作品詳細
映画『BLUE/ブルー』
公開時期:2021年4月9日(金) 新宿バルト9他、全国ロードショー
キャスト:松山ケンイチ、木村文乃、柄本時生、東出昌大、守谷周徒、吉永アユリ、長瀬絹也、松浦慎一郎、三島ゆたか、内藤トモヤ、田野良樹、宮咲久美子、佐々木未来、松木大輔、竹原ピストル、よこやまよしひろ
監督・脚本:吉田恵輔
殺陣指導:吉田恵輔
※吉田恵輔の「吉」は、「つちよし」が正式表記。
主題歌:竹原ピストル「きーぷ、うぉーきんぐ!!」(ビクターエンタテインメント)