2013年4月2日(火)、東京・南青山のショールームでトリコ コム デ ギャルソン(trict COMME des GARÇONS)が2013-14年秋冬コレクションを発表した。キーカラーはミリタリーテイストのカーキ。またレッド、グリーン、オレンジ、イエローと色彩豊かで種様々なタータンチェックにも目を引かれる。
ネオンカラーのモヒカンというキュートなパンキッシュヘアのモデルが、大きなリボンタイをアクセントにしたスカートのルックで登場。ブラウスとジャケットの絶妙な丈感のバランスが作る、上級レイヤードスタイルだ。
原型はミリタリーだが全く違ったシルエット、フォルム、ディテールにより、モード&ガーリーな世界観を演出している。大きくラウンドした丸襟とステッチがキュートさを、ワイドな半端丈のタックパンツやブルゾン風のジャケットがボーイッシュさを加えた。またブラウスにあしらわれたダッフルコートのディテール、ギンガムチェック使いなどにより、UKなエッセンスも散りばめられている。中盤には、モッズコートをワンピースに変形させたドレスなど、ネイビーを基調としたルックも挿し込まれた。
秋冬ならではの、レイヤード、スタイリング術にも注目したい。カーキのアウター、ボトムスに合わせたゴールドのニット、ニットの下にさりげなくレイヤードした白Tシャツ、トレンチの着方なども参考にできそう。アクセサリーは、アンクル丈のソックスを合わせていた厚底のソールのストラップサンダルが登場した。