スズキタカユキ(suzuki takayuki)から新作メンズスーツが登場。2020年秋冬シーズンに発売される予定だ。

シルエットや素材にこだわった新作メンズスーツ

スズキタカユキは2020年秋冬シーズンに、ブランドを象徴する3ピースのスーツスタイルを中心とした新作メンズスーツを提案。シルエットの美しさや素材感、着心地の良さを極めたスーツを取り揃える。

嶋田久作や田中要次らを起用したスタイルブック

新作メンズスーツの制作に合わせて、“自分らしい価値観やスタイルを持った男性に着用して欲しい”という想いから、ザズウ(zazous)所属の俳優たちをモデルに起用したスタイルブック「メンズ スタイル ブック(men’s style book)」も公開。嶋田久作、田中要次、眞島秀和、水間ロンら4人の俳優たちが、新作スーツを個性的に着こなしている。

“アンティーク”感のあるスーツ

嶋田久作が纏うスーツは、19世紀後半から20世紀初頭のパターンをベースにしたクラシカルなデザイン。ジャケットは、袖の付け方や身頃のシルエットにこだわることで、アンティーク感を演出。そこに立体的に分割してパターンを組んだ個性的なシルエットのパンツをコーディネートしている。

ファブリックはシワ感が美しい麻の質感とコットンの柔らかさを備えた、独特の風合い。スズキタカユキ定番のリボンタイもスタイリングして、クラシカルかつ繊細な佇まいに仕上げた。

上品さと無骨さを備えたジャケット

田中要次が着用するジャケットは、パターンを緻密に設計することで、ゆったりとしたシルエットながらもシックな印象に。1930年代のドイツのフォーマルウェアを元にした細めの襟が、エレガントな雰囲気をもたらしている。テキスタイルには野蚕糸を使った綿シルクの味わい深い生地を用いて、上品さと無骨さを両立させた。

花びら刺繍入りブルゾン

眞島秀和が着こなすのは、19世紀後半のジャケットをややカジュアルにアップデートしたブルゾン。素材には上品な光沢感のあるしなやかなレーヨンを用いており、アンティークのような雰囲気に仕上げつつも、着用しやすいシルエットをこころがけている。

胸元に刺繍したのは、デザイナー・スズキタカユキが手描きで図案を起こした“姫林檎”の花びら柄。国内の作家が一つひとつ手作業で縫い付けており、糸の風合いを活かした柔らかいニュアンスが魅力だ。コーディネートしたのは、綿シルク素材のエレガントなシャツ。カジュアルになりすぎない、リラックス感のある上品なスタイルへと導いている。

なお「メンズ スタイル ブック」の撮影は、映画『新聞記者』や、宮本浩次「ハレルヤ」のミュージックビデオの撮影監督を務める今村圭佑が担当。今村は、6月公開予定の映画『燕 Yan』では初監督も務める気鋭カメラマンだ。

【詳細】
スズキタカユキ「メンズスタイルブック」新作スーツ
発売時期：2020年秋冬シーズン
※発売日、取扱店舗、アイテム価格は決まり次第発表。