佐藤オオキ率いるデザインオフィスnendoの時計ブランド「10:10 BY NENDO(テンテンバイネンド)」の期間限定ショップが、2020年3月14日(土)から4月9日(木)まで、渋谷パルコのチックタック アップデート(TiCTAC update)にオープン。腕時計購入者には、先着で佐藤オオキ直筆サイン入り書籍がもらえるキャンペーンも開催中。
「10:10 BY NENDO」は、時計が10時10分を示す時が最も美しく見えることから、また時間と分を区切る記号「:」が点と点であることからネーミングされた、デザインオフィス「nendo」が手掛ける時計ブランド。
渋谷パルコ チックタック アップデートの期間限定ショップでは、「10:10 BY NENDO」の腕時計をフルラインナップで取り揃える。ユニークなフォルムの腕時計や、2020年限定カラーの真っ白な「ミラー ホワイト コレクション」など、注目のウォッチが目白押しだ。
“飛行機の窓”や“定規”のモチーフなど、ユニークなコンセプトを持つ「10:10 BY NENDO」の腕時計。店頭では、1つ1つのウォッチに込められたメッセージやデザインのポイントなどもあわせて紹介。「10:10 BY NENDO」の腕時計について“学びながら”楽しくショッピングできる。
また、デザインオフィスnendoの作品をまとめた書籍や佐藤オオキの著書もディスプレイし、nendoの世界観を存分に体験できる空間に。作品集や書籍は、実際に手にとって楽しむこともできる。
期間限定ショップを訪れる前に「10:10 BY NENDO」の注目ウォッチをチェック。各時計のデザインポイントをまとめて紹介するので、ショッピングの参考にしてみて。
「空の旅」をテーマにした「ウィンドウ(window)」は、楕円形のベゼルからなだらかな曲線を描きながらフラットなガラス面へと到達するフォルムで、「飛行機の窓」を表現した腕時計。ストラップは付け替えが可能で、二又タイプを使えばバッグなどに取り付けることもできる。
「ドラフツマン(draftsman)」は、精密な設計図やドローイングを手がける製図士が操る「製図用具」をモチーフにしたウォッチ。“定規”の目盛りをイメージしたインデックスは、文字盤ではなく透明のガラスにプリント。“定規”らしさを引き出すことで、ものの長さを測るような感覚で時間を測ることができるツールに仕上げている。
「ドラフツマン」は“起草者”という意味も持つため、使い手が何かをゼロから発想するきっかけとなることを願い、文字盤にはあえて装飾を施していないのもポイントだ。
腕時計を構成するパーツを見直し、削ぎ落されたシンプルなデザインを追求したモデルが「バックル(buckle)」。腕時計は通常、本体・ベルト・バックルの3つから成り立っているが、「バックル」は本体とバックルを一体化することで構成要素を減らした。またこれにより、本来2本であるはずのベルトが長い1本のベルトとなったため、腕の“裏”ではなく“正面”で長さ調整ができるようになった。