2020年公開映画から、ホラー&スリラー作品をピックアップ。実在する心霊スポットや、実話にもとづく恐怖体験、怨霊やモンスターが登場する作品など、今年も身の毛のよだつ“最恐”映画が揃う。ジャパニーズホラー界の巨匠や、オスカー受賞監督など、豪華制作勢の顔ぶれも合わせてチェックしてほしい。
映画『ヘレディタリー/継承』で世界中を震撼させたアリ・アスター監督の新作スリラー映画。太陽が沈まないスウェーデン奥地を舞台に、90年に一度の祝祭で起きる惨劇を描く。物語とは裏腹の極色彩に満ちた映像が、より一層不気味な作品の世界観を助長させる。
公開日:2020年2月21(金)
アメリカで図書館に置くことを禁じられた、実在する児童シリーズを原作に、“書かれていることが現実”となる禁断書物のホラーストーリー。オスカー受賞作品『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロが企画・制作を担当。彼の描く新たな“モンスター”にも注目だ。
公開日:2020年2月28日(金)
映画『犬鳴村』は、九州に実在する心霊スポット“犬鳴島”を巡るホラー作品。三吉彩花が、昔から“霊が見えてしまう”主人公の臨床心理士を演じる。監督は、『呪怨』シリーズでジャパニーズホラーを世界に送り出した清水崇。
公開日:2020年2月7日(金)
<事故物件住みます芸⼈>として活躍する松原タニシによるノンフィクション書籍をもとにしたホラー作品。亀梨和也扮する主人公の“売れない芸人”が、仕事の為に暮らし始めた<事故物件>での恐怖体験を描く。監督は、『リング』を生み出したホラー映画の巨匠・中⽥秀夫。
公開日:2020年8月28日(金)
ハリウッドのホラー映画を牽引するブラムハウス・プロダクションズと、『ソウ』シリーズの生みの親リー・ワネルがタッグを組んだ話題作。“見えない何か”に襲われ、錯乱していく主人公セシリアを、ドラマティックに映し出していく。まさか死んだ元カレが“透明人間”に…?狂気に満ちたストーリーで、結末に待ち構えているものとはー。
公開時期:2020年7月10日(金)
『クワイエット・プレイス』の脚本家コンビが監督・脚本を務めるホラー映画。“殺人鬼”の住まうお化け屋敷を舞台に、館へと足を踏み入れてしまった若者たちの絶望のスパイラルを描く。
公開日:2020年6月12日(金)
80年代に制作されるも、あまりにもショッキングな内容から世界中で“上映禁止”となってしまった実録スリラー映画。1980年、オーストリアで実際に起きた殺人鬼ヴェルナー・クニーセク による一家惨殺事件をベースに、彼の異様な行動と心理状態を冷酷なタッチで描き出す。
公開日:2020年7月3日(金)
英国植民地時代のオーストラリアを舞台に、残虐な将校らに家族を奪われた女囚が、復讐を遂げるまでの姿を描いたリベンジ・スリラー。第75回ヴェネツィア国際映画祭において注目を集めながらも、そのあまりにも過激で衝撃的な内容から当時物議を醸した。
公開日:2020年3月20日(金)
中南米に伝わる怪奇伝説「ラ・ヨローナ」を、現代によみがえらせたホラー映画。呪いとなってこの世をさまよう“ヨローナ”の伝説に、25万人の死者を出したグアテマラの内戦と掛け合わせた、恐ろしい物語が紡がれる。
公開日:2020年7月10日(金)
“その名”を知ったら標的となる、怨霊の恐怖を描いたジャパニーズホラー。親友の突然死を巡る事件の調査をし始めたことをきっかけに、怨霊の恐怖に飲み込まれていく主人公を、飯豊まりえが演じる。
公開日:2020年1月10日(金)
日本の3大妖怪コンテンツ「妖怪人間ベム」のキャラクター、妖怪人間ベラに焦点を当てたオリジナル作品。年齢設定も女子高生という原作にはないユニークな設定で、誰も誰も予想しなかった物語を描き出す。主演は森崎ウィン、ベラ役はモデルのemmaが務める。
公開日:2020年9月11日(金)