映画『前田建設ファンタジー営業部』が、2020年1月31日(金)、新宿バルト9ほか全国で公開される。
映画『前田建設ファンタジー営業部』は、実在する組織“前田建設ファンタジー営業部”の軌跡を描いた作品。“前田建設ファンタジー営業部”の社員たちと、彼らを支えた技術者たちの試行錯誤と七転八倒を繰り返しながらも取り組んできた活動を元にして描かれる。
そもそも“前田建設ファンタジー営業部”とは、アニメ、マンガ、ゲームといった空想世界に存在する、特徴ある建造物を本当に受注し、現状の技術および材料で建設するとしたらどうなるか、について工期、工費を含め原則月一回の連載形式で公開するコンテンツだ。
これまで、“夢は実現する”というスーパーポジティブな考えの下、昭和47年作品「マジンガーZ」格納庫や昭和57年作品「銀河鉄道999」地球発進用高架橋、昭和54年作品「機動戦士ガンダム」地球連邦軍基地ジャブローなどの検討を実施。また、ダムやトンネルなど数々の大プロジェクトに携わっている。
無理難題とも思える数々の大プロジェクトに関わっていく“前田建設ファンタジー営業部”。その主役となるのは、『賭ケグルイ』や『見えない目撃者』などに出演してきた高杉真宙だ。現実世界の常識では到底理解できないアニメ世界の途方も無い設定や、あいまいで辻褄の合わない設定に翻弄されながらも、無謀なプロジェクトに立ち向かう冷静な若手社員・ドイ役を務める。
なお、今回ファッションプレスでは『前田建設ファンタジー営業部』で主役を演じる高杉真宙にインタビューを実施。ドイを演じる際に意識したことや、自身の俳優という仕事について語ってもらった。
またドイを取り囲む個性派ぞろいの社員役には、『愛がなんだ』でヒロインを務めた岸井ゆきのをはじめ、上地雄輔や、小木博明(おぎやはぎ)らが抜擢。その一癖あるキャラクター像もチェックしておこう。
ベッショ(上地雄輔)...優柔不断な先輩
エモト(岸井ゆきの)...やる気のない部員
チカダ(本多力)...アニメ好き部員
アサガワ(小木博明)...熱血な上司
ヤマダ(町田啓太 劇団 EXILE)...掘削オタク
フワ(六角精児)...豊富な知識で無理難題の突破口を切り開くベテラン社員
脚本を手掛けるのは、『夜は短し歩けよ乙女』などヨーロッパ企画代表の上田誠。そして、『賭ケグルイ』、『あさひなぐ』の英勉が監督を務める。
主題歌には、ヤンクロックバンド・氣志團が手掛ける楽曲「今日から俺たちは!!」が決定。もともと氣志團のギグのみで歌われる曲として、ファンの間からも人気を集めている一曲だ。
氣志團團長の綾小路翔は、今回の主題歌起用 について「氣志團の活動の集大成とも言うべき、この『今日から俺たちは!!』が、この映画に携わったすべての皆さんの肩を抱 き、背中を押す楽曲になれたら、これ以上幸せな事はありません。 」と、喜びの声を寄せている。
映画『前田建設ファンタジー営業部』
公開日:2020年1月31日(金)、新宿バルト9ほか全国公開
出演:高杉真宙、上地雄輔、岸井ゆきの、本多力、町田啓太、六角精児、小木博明(おぎやはぎ)
監督:英勉
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
原作:前田建設工業株式会社 『前田建設ファンタジー営業部1「マジンガーZ」地下格納庫編』(幻冬舎文庫) 永井豪『マジンガーZ』
配給:バンダイナムコアーツ 東京テアトル
<ストーリー>
「うちの技術で、マジンガーZの格納庫を作っちゃおう!」
上司のアサガワにムチャ振りされた広報グループのドイたち。
ミッションは、“実際には作らない”が、設計図を出し、工期を立て、見積書を完成させ、
実物を作るのと全く同じように取り組むこと。
そう、これは日本の技術の底力を駆使したプロジェクトだった!
現実世界の常識では到底理解できないアニメ世界の途方も無い設定や、
あいまいで辻褄の合わない設定に翻弄されながらも、彼らは、無謀なプロジェクトに立ち向かう!